クロード・ロラン の商品レビュー
この本は17世紀以降のヨーロッパの絵画界に巨大な影響を与えた巨匠クロード・ロランの作品の魅力に迫る作品です クロード・ロランは17世紀にイタリアで活躍した画家で、後のヨーロッパ美術界に決定的な影響を与えた存在です クロード・ロランはドストエフスキーも好んでいた画家なので私個人...
この本は17世紀以降のヨーロッパの絵画界に巨大な影響を与えた巨匠クロード・ロランの作品の魅力に迫る作品です クロード・ロランは17世紀にイタリアで活躍した画家で、後のヨーロッパ美術界に決定的な影響を与えた存在です クロード・ロランはドストエフスキーも好んでいた画家なので私個人としても彼のことを学べたのは非常に興味深かったです。
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実はこの本はグレート・アーティスト66のクロード・ロランなのだが、検索しても出てこないので、こんな形で登録した。クロード・ロラン(1600-1682)は言わずと知れた古典的風景画の大家。プッサンとも知り合いで、同じくフランスからイタリアへ行ったきりになった。壮大で静謐な風景画にた...
実はこの本はグレート・アーティスト66のクロード・ロランなのだが、検索しても出てこないので、こんな形で登録した。クロード・ロラン(1600-1682)は言わずと知れた古典的風景画の大家。プッサンとも知り合いで、同じくフランスからイタリアへ行ったきりになった。壮大で静謐な風景画にため息が出る。構成力も凄いし、光と影の処理、特に太陽の描き方も神々しいぐらいに素晴らしい。風景画の理想とされたのも頷ける。
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昨年の8月、国立西洋美術館のロンドン・ナショナル・ギャラリー展で見た『海港』が印象に残り、手にとった。 ロランがいかにして理想風景画の基盤を形作ったかが網羅的に、同時代を生きた他の画家との比較や、彼の絵画に含まれる舞台性にも触れながら解説されていて面白かった。 かつてアルプス山脈...
昨年の8月、国立西洋美術館のロンドン・ナショナル・ギャラリー展で見た『海港』が印象に残り、手にとった。 ロランがいかにして理想風景画の基盤を形作ったかが網羅的に、同時代を生きた他の画家との比較や、彼の絵画に含まれる舞台性にも触れながら解説されていて面白かった。 かつてアルプス山脈を越えた先の北方の世界をイタリア他南方の人々が視覚的に知る手段は絵画の他になく、当時の人々がロランたちの描くロクス・アモエヌス(心地よき場所/悦楽境)をどれだけ高揚した気持ちで鑑賞したのだろうかと考える。
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