メディア・アート原論 の商品レビュー
ポップアートの背景に、アメリカ的な大量生産、大量消費があったようにネットアートの背景には、皆が共有できるとか、誰でもWebを作れるとか、新しい民主主義のような時代精神がありました。SNSディストピアの始まり。
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何言ってるか8割わからんかったので電車の中とかでちょっとずつちょっとずつ読んでたら1ヶ月ぐらいかかった。
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多摩美 久保田先生、ICC畠中さんによる、メディア・アートの成り立ちに関する対談を収めた本。「原論」とあるとおり、ただ論ずるのではなく、その源流ともなるビデオアートやコンピュータ・アートからポスト・インターネットに至るまで、そして、これから先のニュー・メディア・アートについて、過...
多摩美 久保田先生、ICC畠中さんによる、メディア・アートの成り立ちに関する対談を収めた本。「原論」とあるとおり、ただ論ずるのではなく、その源流ともなるビデオアートやコンピュータ・アートからポスト・インターネットに至るまで、そして、これから先のニュー・メディア・アートについて、過去・現在・未来の3段階で語られている。 キーとなる作品へのポインタが多く、リファレンスとしても参考になる。巻末にはメディア・アート年表も掲載される。 -- 新しいメディアがその効力を発揮したときに起こるのは、それ以前と以後が変わってしまうということ 「自分がつくっている作品が美学美術史の本に入るとすれば、どういう章に書いてほしいですか」 情報と物質のハイブリッドであるバイオメディア デジタル・ファブリケーション技術も、その核心は「ソフトウェアでものをつくる」ということであって、決して(旧来の意味での)モノづくりの復権や手技の復権ではありません。 テクノロジーを使うと制作手段は確かにアップデートされるのですが、芸術観は全然揺らいでないものもまだあります。そうではなく、テクノロジーを使うとそれ以前と以後で芸術観が変わってしまうというようなことを含んでいるものを、テクノロジー・アートだとか。メディア・アートというふうに見なしていこうと思ってます。 個人の自己主張やポジショニングのための創作ではなく、探求のため、そしてはるかなる辺境の地を目指すための創作のあり方が見えてくる (ライブ・コーディングは)コンピュータを操作している感じを醸し出しているだけの、疑似ライブ・パフォーマンスに対する批評のひとつとして生まれた。 サイバネティック・セレンディピティ ベンジャミン・H・ブラットン『The Stack』(MIT Press,2016)
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