恋は雨上がりのように(10) の商品レビュー
良かった。これぞ青春。純愛。 学生の頃の青さや脆さや危うさや純粋さ、と、 学生らしからぬ甘酸っぱさと切なさの共存した背伸び (いやむしろ学生だからこそなのかな)、 あきらがいつも美しく凛としていたので、 見ていて清々しかったし気持ち良かった。 そのおかげで店長の大人としての戸惑い...
良かった。これぞ青春。純愛。 学生の頃の青さや脆さや危うさや純粋さ、と、 学生らしからぬ甘酸っぱさと切なさの共存した背伸び (いやむしろ学生だからこそなのかな)、 あきらがいつも美しく凛としていたので、 見ていて清々しかったし気持ち良かった。 そのおかげで店長の大人としての戸惑いも際立ち、 ラストはまさにタイトルの意味を回収してくれた。 変に無理矢理くっついたりしなくて良かった!
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何ともリアリティのある恋物語であった 切ないとも違うし、ハッピーエンドとも違うような 『橘さんは忘れたっていいんだ』って言葉、店長の気持ちがひしひしと伝わってきた 恋人になってハッピーエンドを迎えるわけでは無いから、めちゃくちゃロマンチックな展開を求める人からしたら物足りないかもだけど、爽快な読了であった 羅生門や、山月記の一節が出てきたり、その一節の雰囲気が漫画で出てくるのオシャレだなぁ あと、この作者さん登場人物の感情を絵で伝えるの上手いなあ
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交わらないはずの2人の人生が交わって、時が来たらまた分かれていく、その一瞬を切り取ったような作品だと思います。 雨傘兼日傘のプレゼントも絶妙だなと思いました! 恋とはまた違う感じもするけど、とにかくいい出会いと別れだなと思います。
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ハッピーエンドだけどアンハッピー。 あきらが再び走り出せたことが何よりも良かった。 店長の小説を捨てきれない泥臭さも良かった。 甘酸っぱさと人生を享受してくれるようなとてもいい結末だった。
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こんな静かな日だからだろうか。 普段言えないような言葉を口にしそうになるのは。 それも雪が吸い込んでくれるだろうか。
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”恋は雨上がりのように“とーーってもよかった! なんだろう、こうしたいこうなりたいそんな気持ちを大事にしてあげたくなるマンガだったなって。転んでも立ち止まってもいいんだと、ぶつかって悩んでかんがえてそんな時間が雨上がりにようにまぶしい光となるんじゃないかな。 みんな魅力的なキャ...
”恋は雨上がりのように“とーーってもよかった! なんだろう、こうしたいこうなりたいそんな気持ちを大事にしてあげたくなるマンガだったなって。転んでも立ち止まってもいいんだと、ぶつかって悩んでかんがえてそんな時間が雨上がりにようにまぶしい光となるんじゃないかな。 みんな魅力的なキャラクターで描かれている作者さんの大ファンになりました。気持ちを線にのせるとはこういうことなのかって感じたし、そんな今までの積み重ねに敬意を。すてきな物語をありがとうございました! きゃん先輩がすごい好き!
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ほぼ1巻丸々、マフラーを渡す日の1日。おそらく二人にとって忘れない1日。 最後まで読むのがもったいなくて、読まずに置いておいたのだが、令和元年も終わるし、読み切ることにした。 いい終わり方だったなー。
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これは泣きますね。 私はあきらを他人とは思えない 将来自分が命を授かることがあるとすれば、つけたい名前候補のひとつになりました。
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年明けの雪の日。 店長は、自分が高校生だったころに橘さんと会っていたらと幻視。 ここは現実と幻想が入り混じるかのようで、漫画ならではの表現。 そして、「橘さんは忘れたっていいんだ」というセリフの重さよ。 とにもかくにもこれにて完結!
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最終巻。なんか読み終わった後にスッキリとした読了感が。どこでどう終わるのかなとか思っていたけど、まさかこう終わるとは。最近は歳の差あろうと立場の違いがあろうと付き合って結婚しますみたいな展開の漫画が多い中、そりゃそうだろうなあと言う良い意味で普通の終わり方で良かったと思う。元旦の店長の家から初詣、電車が止まってるから家に戻ろうって提案するとき、もうあきらちゃんが可愛くて可愛くて。でもやっぱり好きは好きでも店長とあきらちゃんでは求めるものが違うんだろうとは思う。だからこそ相手を想っているべき所へ帰してあげたような気がする。吉澤くんだけはなんかただの腑抜けみたいに見えて残念だったな。なんか番外編とかで1冊出そうな最終巻だった。
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