髙田明と読む世阿弥 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日経新聞「私の履歴書」で著者が能のことを少し語っていたかなと、思い出しつつ手に取って見た。 能のお手軽入門書程度の内容、あるいはジャパネットタカタでの活動を「能」の教えに当てはめ(コヂツケ)れば、こうなりますよ、というものか。 氏の「私の履歴書」を面白く読んでいたので、そこに少し能の薀蓄が加味されてはいるが、能に対する深い考察もさほどなく(専門知識は監修の能研究者が補足)、成功者によるお手軽ビジネス書の域は出ていない。 世阿弥の秘伝、「秘すれば花」を、「それは今でいうサプライズ」と言い切ったところが、高田明節が出ていて、面白かった(笑)
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高田社長の経営論、プレゼン術と世阿弥芸術論の 意外なマッチ。 世阿弥の入門書としても使える。
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世阿弥の事は名前程度でしか知らなかったが、この本を読んで感心させられた。能、そして血筋を後世に残していくための考え方は現代の会社存続と同定義で考えることができる。特に目新しさはないが、過去の賢人から学ぶべきことの多さを改めて感じた。
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人生のどのタイミングでも「その年ごろならでは」の初心が常にあり、中身はどんどん変化していくものだと私は考えています。 他人と比べるのではなく、自分史上最高を目指すのです。 サクサクと読みやすく、シンプルな高田さんの考えが伝わってきたが、後半ボリュームが薄かったのが少し残念。 「...
人生のどのタイミングでも「その年ごろならでは」の初心が常にあり、中身はどんどん変化していくものだと私は考えています。 他人と比べるのではなく、自分史上最高を目指すのです。 サクサクと読みやすく、シンプルな高田さんの考えが伝わってきたが、後半ボリュームが薄かったのが少し残念。 「監修者の覚書」が読み応えがあってけっこう楽しめた。
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テレビショッピングもしないし、なんかあの番組もそんなに好きじゃないけど、この高田明さんの講演を聞いた時に、この人は本当にすごいって感じました。あの講演は数多く受けた講演やセミナーの中でもピカイチでした。それほど、聞きに来た方の事を思っての講演だったと言う事でしょう。で、世阿弥です...
テレビショッピングもしないし、なんかあの番組もそんなに好きじゃないけど、この高田明さんの講演を聞いた時に、この人は本当にすごいって感じました。あの講演は数多く受けた講演やセミナーの中でもピカイチでした。それほど、聞きに来た方の事を思っての講演だったと言う事でしょう。で、世阿弥です。これまたすごく深いです。「我見」「離見」「離見の見」、本当に日々こうしたことを意識して生きていけているかなって思うし、「初心忘るべからず」の本当の意味も深いです。今のこの時に「初心」を感じれるかどうか問われている感じ。
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◯商品が売れた時でも慢心せずに「もっと売り上げを伸ばすためにはどうしたらいいか」「この部分の語りが足りなかった。どんな言葉で伝えればよかったのか」と研究を惜しまない。(41p) ◯その日に取り上げる商品のラインナップが最終的に確定するのは10分前です。(137p) ★監修者の...
◯商品が売れた時でも慢心せずに「もっと売り上げを伸ばすためにはどうしたらいいか」「この部分の語りが足りなかった。どんな言葉で伝えればよかったのか」と研究を惜しまない。(41p) ◯その日に取り上げる商品のラインナップが最終的に確定するのは10分前です。(137p) ★監修者の増田正造氏の解説が4編挟まっていて、能の入門書にもなっている。秀吉がそんなに能に執心だったなんて。ギリシャでオデュッセイア?GINZA SIXで3D能?知らなかった。
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