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人新世とは何か の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2022/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

☆人新世という言葉で危機感を共有できるが、地質年代と位置づけることで人間中心の認識論が露呈してしまっている。

Posted byブクログ

2022/10/15

人新世としての転換点が産業革命だとする考えから、環境問題について、科学技術の視点からのみのアプローチに対する危険に対して、理解が深まった。 最後の「生き延びることを学ばなければならない」という言葉は、ズシンとくる。

Posted byブクログ

2021/07/04

結局分かりませんでした。 歴史的、社会学的記述があまりにも多岐に渡り、 「人新世」という言葉の意味すらぼやけていく始末。 内容には凄く興味があるので、 時間を置いて再チャレンジするか。

Posted byブクログ

2019/12/12

長すぎたが、新たな地質時代が到来していることは理解できた。人新世の時代において人類は如何に生きていくか、真剣に考える時がきている!

Posted byブクログ

2019/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

平たく言うと「地球は誰のものか?」ってことになるのかなあ。 人間の活動がチマチマしていた時には無限に思えた自然も、世界→地球→宇宙…と人類の活動範囲が広がるにつけて、その有限性を無視できなくなって来た、と。 「人新世」って単語がキャッチーで手に取ったのに、地質年代に辛うじて絡めているのは第1部だけ。第3部とか、各章題に「〜新世」が悪い冗談のよう。 ただもう、博覧強記って言うの?誰某がこう言った、こういう調査をした、こういう風に書いている通り…って全然ついていけないの(涙)「沈黙の春」や「エレホン」辺りは想定内だけど、各国の哲学者、歴史学者、社会学者、経済学者、人類学者、動物学者、生態学者…。すみません、浅学非才の徒で…。 でも『一元的人間』の著者は、マクルーゼ(第7章)でなくマルクーゼ(第11章)が正しいはずだ。

Posted byブクログ