人新世とは何か の商品レビュー
人新世としての転換点が産業革命だとする考えから、環境問題について、科学技術の視点からのみのアプローチに対する危険に対して、理解が深まった。 最後の「生き延びることを学ばなければならない」という言葉は、ズシンとくる。
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結局分かりませんでした。 歴史的、社会学的記述があまりにも多岐に渡り、 「人新世」という言葉の意味すらぼやけていく始末。 内容には凄く興味があるので、 時間を置いて再チャレンジするか。
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長すぎたが、新たな地質時代が到来していることは理解できた。人新世の時代において人類は如何に生きていくか、真剣に考える時がきている!
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- ネタバレ
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平たく言うと「地球は誰のものか?」ってことになるのかなあ。 人間の活動がチマチマしていた時には無限に思えた自然も、世界→地球→宇宙…と人類の活動範囲が広がるにつけて、その有限性を無視できなくなって来た、と。 「人新世」って単語がキャッチーで手に取ったのに、地質年代に辛うじて絡めているのは第1部だけ。第3部とか、各章題に「〜新世」が悪い冗談のよう。 ただもう、博覧強記って言うの?誰某がこう言った、こういう調査をした、こういう風に書いている通り…って全然ついていけないの(涙)「沈黙の春」や「エレホン」辺りは想定内だけど、各国の哲学者、歴史学者、社会学者、経済学者、人類学者、動物学者、生態学者…。すみません、浅学非才の徒で…。 でも『一元的人間』の著者は、マクルーゼ(第7章)でなくマルクーゼ(第11章)が正しいはずだ。
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