系外惑星探査 の商品レビュー

河原創(著者)

2019/07/23

＞宇宙生物学的な観点からの系外惑星研究は，普遍的な物理法則の探求にまず寄与しない．生命の神秘の解明にもまず当面は寄与しないだろう．（中略）どちらかというと，世界が他にもあるか知りたい，というような普通の人が考えるナイーブ（荒削り）な動機に駆動されているのかもしれない．

図書館の特集棚にあったので借りてみたけど、ガチ向けの本だった。
具体的には数式が半分を占めるページばっかりの教科書（？）でした。

数式部分はなんとなく読んで、前半はなかなか楽しく読んだけど後半は付いて行けずにギブアップ。残念。
しかしぼんやりと知っていたけど、系外惑星探査というのは極々わずかな情報を魔法のように組み合わせ、解釈して成り立つ分野なんだな〜。それでここまで多くのことがわかっているのほんとに凄い。

章扉のポップな絵が可愛い。