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お金で損しないシンプルな真実 の商品レビュー

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25件のお客様レビュー

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2020/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の山崎元さんは資産運用についての本をたくさん出している。10年以上前にAssocieを定期的に読んでいた頃、1ページの経済コラムを書かれていて、その頃には「ふーん」と読み流していたのだが、家族ができてからは自分の資産をどうするか、縮退していく可能性が高い日本経済の中で家族が生き残っていくためにはどんな財務管理をしていくべきか、みたいなことを考えるようになり、改めてこの人の本を読むようになった。 著者は20冊以上の本を出しているが、主張は基本的に一緒で、本のターゲットや性質によって文体の硬軟を書き分け、詳しく書くか概説で留めるかを決めている、といった感じ。その中でもこの本は、著者の基本的な考え方がコンパクトにまとめられていて、まさに「シンプル」な指南書と言える。 まずはこの本で山崎さんの理論に触れて、しっくり来るならばより専門性の高い(NISAや確定拠出年金に特化した著作もある)本に手を広げるのが効率的だと思う。 逆に、山崎さんの理論が肌に合わなければ、他の論者を探してみるのもいいと思う。資産運用に関する本はピンからキリまでやたらにあるので、「読んでしっくり来る」「その人の言い分を参考に資産運用して失敗しても後悔しない」ことを判断基準にするのがいい。 個人的には、山崎さんの「お金はなにかを叶えるための手段であり、稼ぐことを目的にすべきではない」「お金に色はついていないので、特定の支出目的のために貯蓄や資産運用を縛るのは間違い」という理論が好き。

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2020/02/09

山崎元先生の本を何冊か読み、お金について真剣に考えるようになりました。 老後資金がどれだけ必要なのか、そのために必要な貯蓄はどれだけなのか、など具体的な説明が多く参考になりました。 無リスク資産は国債にし、リスク資産は確定拠出年金やニーサの投資信託(国内株式、外国株式)にしま...

山崎元先生の本を何冊か読み、お金について真剣に考えるようになりました。 老後資金がどれだけ必要なのか、そのために必要な貯蓄はどれだけなのか、など具体的な説明が多く参考になりました。 無リスク資産は国債にし、リスク資産は確定拠出年金やニーサの投資信託(国内株式、外国株式)にしました。 今まで何も考えずに、確定拠出年金は元本保証の商品、給料天引で財形貯蓄していましたが、自分としては変えて良かったと思っています。

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2020/01/15

山崎元さんの金融コラムはよく読んでるので、目新しいことはなかったけど、人にお勧めしたい。 お金に色はついてない。 最も効果的な資産運用法は誰でもいつでも適用できるというのは、ほんとシンプルでわかりやすい。 妻にも読ませたい。 お金に色を付けたがる感情の人だから。

Posted byブクログ

2020/01/08

さっと読めます。 保険セールスとか無料相談とか銀行員とかファイナンシャルプランナーとか 信用してはいけないと思った。 自分で決め選ばなければいけない iDeCoやNISAにはリスク資産を割り当てることは参考になった

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2019/11/15

預金、債券、株、投資など、お金についてよく分からず漠然とした不安を抱く人におすすめ。経済界の権威である先生が、お金を扱う上でのシンプルな考え方と行動を簡単に教えてくれている本。筋道が通っていて非常に分かりやすいため、経済に詳しくない全ての人に役立つと思う。 私は経済には詳しくない...

預金、債券、株、投資など、お金についてよく分からず漠然とした不安を抱く人におすすめ。経済界の権威である先生が、お金を扱う上でのシンプルな考え方と行動を簡単に教えてくれている本。筋道が通っていて非常に分かりやすいため、経済に詳しくない全ての人に役立つと思う。 私は経済には詳しくないが、自分のお金を管理する具体的な方法を知り、実行することでより理解を深めることができた。初めて読んでからおよそ1年経つが、概ね失敗はないし、何より不安感が無くなった。

Posted byブクログ

2019/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初心者向け本や投資ブログで語られてることとあまり変わらない。 手数料やリスクを避けてバランス運用...は図書館の本でもう知ってる。 以下は知ったこと。 | | | 資産運用は持つだけで、稼ごうと焦ってはいけない。 稼ぐには知識と戦略が必要で、生涯で成長度が1番高い若い時期をただ稼ぐために働くのは勿体無い。 市場における自分の単価を上げる(必要とされる人材になる)には、若いうちにスキルを身につけることに時間を割くべき。 老後の資金問題は現状と将来の予測で決めればよく、一概に額を決められはしない。 銀行員やFPなどの金融商品が売れることで利益を得る人には近づかず、自分の頭で考えて買うべき。 低リスクの債券、高リスクの株式、どの投資運用をするかは、”どこまでのリスクを引き受けられるか”、で決まる。

Posted byブクログ

2019/11/04

サクッと読んだ程度ですが、この本は入門書向けとしてコンパクトにまとめられた良書です。 お金のことを勉強してこなかった・これから勉強を始める方におすすめです。 保険や借金、資産運用など単元ごとにまとめてあるので読みたいパートだけ読むでも良いと思います。

Posted byブクログ

2019/09/21

いつものヤマゲン先生節。 今までの著書と、内容は大体同じ。 ちょっと他の本などで勉強して、変な色気を出そうとしたところを冷静にさせてくれた。

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2019/08/28

お金は合理的に使う 価値ある人材になる 借金はできるたげしない 保険はしない 自分への投資を意識する 稼いだお金→今使う、将来使う 当時はリスクプレミアム リスク運用はインデックスファンドで まずは手数料をチェックする→0.5パーセント以上は取られすぎ

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2019/05/19

良くまとまっていて参考になった。高齢の両親に薦めたい。金融機関の話法が沢山載っていて、それに乗ってはいけない、と。で、真に考えるべきはこういうこと…という構成。 以下、参考になった箇所の引用。 お金を運用する際には、まず自分がどれくらいのリスクをとっても大丈夫かを考えてから、...

良くまとまっていて参考になった。高齢の両親に薦めたい。金融機関の話法が沢山載っていて、それに乗ってはいけない、と。で、真に考えるべきはこういうこと…という構成。 以下、参考になった箇所の引用。 お金を運用する際には、まず自分がどれくらいのリスクをとっても大丈夫かを考えてから、始めるのが鉄則です。先に必要な達成額を決め、そこから逆算して運用計画を立てるのは不適切な手順であり、危険です。 仮にそれが人生のある時点においてどうしても必要なお金ならば、運用ではなく、働いて稼ぐか、現在の支出を我慢して貯蓄をするなどして、今の支出と将来の支出のバランスを取ることを考えるべきであり、これこそが正しいアドバイスです。 たとえば35年ローンで4千万円の家を購入する場合、金利や諸経費を合わせると、現在の低金利の状況下でも総額では6千万円くらいの支払いになります。2千万円ものお金を余計に支払うのだということを、把握できているのでしょうか。 「自らの価値観に反するところに身を置くならば、人は自らを疑い、自らを軽くみるようになる」。そして、会社を辞めるのにふさわしい場合として、「組織が腐っているとき、自分がところを得ていないとき、あるいは成果が認められないとき」(ピーター・ドラッガー)。 金融機関のセールスマンは、いろいろなタイプの商品を売って手数料を稼ぎたいために、投資家の「タイプ」の違いをしばしば強調するのだと考えてください。いろいろなタイプに合った運用とは、つまり、いろいろな形であなたからお金を巻き上げるためにでっち上げられたフィクションなのです。そのような売り手の思惑にだまされずに、すっきりシンプルに運用を考えましょう。

Posted byブクログ