たぬきの花よめ道中 の商品レビュー

最上一平(著者),町田尚子

2024/09/13

町田尚子氏の描く世界に惹かれて
現在開催中の町田尚子原画展にも足を運び、
にゃん以外の作品を読んでみたくなった

聖なるくぬぎのこえだの下を通ると
あらー(≧∀≦)
人間になっちゃったたぬきさん達と
お嫁入りするあさぎ姉さんたぬき

大都会の真ん中の
大、大、大へんぴのへき地が
あさぎ姉さんのお嫁入り先
たぬきさんから見ると大都会はへき地？

桜の下での結婚式の絵が美しすぎる！
(原画展でこれを見て娘が読んでみたいと言った)
あさぎ姉さんたぬきの表情が良きー(^^)

表紙と裏表紙は花の髪飾りと
ブーケを持った
あさぎ姉さん(たぬきor化けた後)
とても可愛くてチャーミング
╰(*´︶`*)╯♡
表紙ではブーケに留まっている蝶々、
裏表紙ではどこにいる？(^｡^)

2024/02/04

絵がとても綺麗で愛らしい。
ストーリーはよくある普通の話なのだけど、使われている言葉や表現が素敵でユーモアがある。絵にもユーモアが隠されていて、見ていてくすっと笑ってしまう。子供も、ここ、大変だよ！とページをめくるたびに大盛り上がり。
この本は大切にしようと思う。

2022/08/27

お嫁さんは、大都会のどまん中という「大へんぴ」なたぬきと、どうやって出会ったのかな？皇居をイメージした。見返しのところのイラストがかわいい。絵を描いた人は、絵本作家だけどマンガも描けそうだと思った。

2022/07/05

町田さん猫以外も書くんだ。
たぬきが可愛らしく書かれている。
平成狸合戦ぽんぽこを思わせるような内容。
課題図書にもなっているので
色々考えさせられる一冊。

2022/02/27

山の狸が大都会に住む狸のもとへお嫁入。道中は慣れないことでいっぱいです。

雰囲気が良い。そして狸にとっての「へきち」に笑いました。なるほど、確かに。
狸の視点だと科学技術の方が魔法みたいだろうし、人間は危険な生き物だろうし、狸たちと一緒に人間世界を見るのは楽しいです。

長持唄をモデルにした唄が出てきます。歌詞は異なりますが、長持唄からきているなあと感じられるような、名残りが残った唄です。作者は東北の方なのかな。

2019/12/16

かわいかった。狸や都会の街並が写実的でほんとに街なかを狸たちと移動してる感じ。
嫁入りという華やかなイベントに相応しい、明るくて絵の可愛い絵本でした。

2019/03/16

最上一平文、町田尚子絵による絵本。とにかく狸たちの絵が可愛い。
人間に化けて都会をゆく狸たちの中で、中年狸と赤ちゃん狸の2匹だけ、上手く化けられていないまま話が進んでいくのがユーモラス（本文の中に一切言及がないので、町田尚子の独創なのかもしれない）。絵の端にときどき、町田尚子の飼い猫「白木」（絵本『ネコヅメの夜』の主人公）が描かれているのにも、くすりとくる。

2019/03/11

絵だけでみると結構怖いですが、べらんめぇ調でバランスが取れてる感じ。妻の実家が遠いので、ストーリーとリンクし、少し申し訳なくなる気もおきます。なので、夫の実家に近いところに暮らしている女性は、こどもに聞かせるふりをしながら、夫に読むといいと思います。

2018/08/22

たぬきのお嫁入りの絵本。お嫁さんは山から大都会のど真ん中にお嫁にゆく。たぬきにとっての大都会は、大、大、大ヘンピなところ。へき地もへき地、さいはてだ。

たぬきたちは花嫁行列で行くが、大都会なので人間に化けていく。

いいなあ。甘すぎないイラストでこのストーリー。見開きにたぬき、後ろでは人間に化けた姿が描いてるのもいい。

2018/06/23

山のたぬきが、都会のたぬきに、お嫁入りする、その花嫁道中を描いた絵本。
表紙、裏表紙のあさぎり姉さんにひとめぼれ。
最後のツーショットの後ろ姿も、素敵。
とにかく絵が素晴らしい！
都会の様子にビックリするたぬき達の様子も、ユーモラスだし、考えさせられる部分もあり、面白い。