めんたいぴりり の商品レビュー
明太子の「ふくや」さんの創業物語。 戦時下の韓国で生まれ育った、中学生の俊之と千代子の出会いから、戦後の福岡で韓国のお惣菜、ミョンテをもとにした明太子を作り出し、売り出す物語。 もとが連ドラらしく、小説も泣き笑いの要素が細かくちりばめられていて、どんどん読み進めることができます...
明太子の「ふくや」さんの創業物語。 戦時下の韓国で生まれ育った、中学生の俊之と千代子の出会いから、戦後の福岡で韓国のお惣菜、ミョンテをもとにした明太子を作り出し、売り出す物語。 もとが連ドラらしく、小説も泣き笑いの要素が細かくちりばめられていて、どんどん読み進めることができます。 主演が博多華丸さんだという情報をあらかじめ得ていたので、主人公の表情など、華丸さんを思い浮かべて読みました。 きっと伝記としてはかなり脚色されていると思いますが、とても楽しいお話でした。 夫婦の物語としても楽しいし、戦争がもたらすものについても考えさせられます。 ドラマ、映画、舞台があるようですが、どれも全く知りません。 地域限定だったのでしょうか。
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この本を読むまで、原作を基にしたテレビドラマも映画もあったことを知りませんでした。昭和の時代の活気とそこに生きる人々の中で生まれた「明太子」は博多名物であり、昭和の名物の一つと言って良いのだと思いました。
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明太子の「ふくや」創立者を描いた物語。 福岡の出身の私としては明太子をおいしいと 食べられるのはこの夫婦のおかげだなぁと。 移動中に読み、時々ウルウルしてしまい、 少し恥ずかしかった(笑)
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最高でした。一気読み。 学生時代を過ごした博多、初めて行った外国である釜山、両方の光景がありありと思い出されて、泣ける、笑える。 あー、福岡に帰りたくなったよ。それは無理やけん、こっから明太子ば買いに行こ。
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とっても面白かった。一気に読んでしまった。情景が目に浮かぶような書きぶりなので、テレビも映画も知らないが、思わず笑えるシーンが何度もあった。特に幻のスケトウダラ…。 そんななかにも、戦争の悲惨さ、人生で大切にすべきものなど、深みのある内容がピリリと盛り込まれていて、まさに絶品の明...
とっても面白かった。一気に読んでしまった。情景が目に浮かぶような書きぶりなので、テレビも映画も知らないが、思わず笑えるシーンが何度もあった。特に幻のスケトウダラ…。 そんななかにも、戦争の悲惨さ、人生で大切にすべきものなど、深みのある内容がピリリと盛り込まれていて、まさに絶品の明太子なり。
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前にドラマであったけど見てなく、でも興味があったので読んでみました。 文章はとても読みやすかった。 明太子を博多で最初に販売した夫婦の話。 釜山で生まれ釜山で育った夫婦が、そこで食べたミョンテを試行錯誤しながら作っていく。 戦後なので、戦争の話や韓国との関係という面も感慨深かっ...
前にドラマであったけど見てなく、でも興味があったので読んでみました。 文章はとても読みやすかった。 明太子を博多で最初に販売した夫婦の話。 釜山で生まれ釜山で育った夫婦が、そこで食べたミョンテを試行錯誤しながら作っていく。 戦後なので、戦争の話や韓国との関係という面も感慨深かったです。
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