マラソンランナーへの道 の商品レビュー

鍋倉賢治(著者)

2023/08/09

　42.195km。フルマラソンで走る距離は、人間にとって一体どれほど長い道のりなのでしょうか？ そして、興味本位に走ろうとあなたが決心した時、どの様な準備が必要なのでしょうか？ そんな疑問に対する答えがまとめられた1冊。
　マラソン完走を目指すランナーへの入門書として書かれた本作は、筆者の実体験と、研究データを元に語られており、ノウハウの信頼度が高い。マラソンを、自身をコントロールするスポーツと称す筆者による、“ペース”を意識した走りのイロハが満載。“ガチユル走”と呼ばれる独自のトレーニングを紹介するなど一読の価値あり。
　「マラソン＝走る」と考える人にこそお薦めできる1冊。身体のケアだけでフルマラソンは走り切れない！？ 当日のパフォーマンス向上のため、3日前の食事から意識が必要！？ マラソン後の振り返りや過ごし方が、次のマラソンに重要！？ 等々、興味深い内容が登場。単に走るだけのはずなのに、奥深さを垣間見ること間違いなし。
　何か新しいことを始めたい人や、フルマラソンに再挑戦したい人。フルマラソンという道へのお供にいかがですか？
（ラーニング・アドバイザー/応用理工 SAITO）

▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/3524799

2023/05/24

マラソンのトレーニング、レース戦略、食事など、基礎知識が系統的にまとめられている本。統計データが色々出てきて面白い。ネットで調べれば出てくる内容が多いが、ひとまとめになっている点が初心者にはありがたい

2022/08/07

初心者向けの本と謳っておきながら、数年間トレーニングを積んできた私にも参考になる内容が盛りだくさんで、すごく分かりやすい良著。これを読み込めば楽しく、怪我なくマラソン人生を歩める気がします。

2022/01/09

ガチユル走というのをWEBで見かけてそのへんを知りたくて読みましたが、
テレビでやっていたとされるのは一例で、あくまで「高強度のトレーニングの後にLT以下で走る」ことなんだなと。
ターゲットは初マラソン～２回目に挑戦する人みたいな感じは受ける書き方ですが、それなりの経験者でも参考になる情報は結構載っているように感じました。

2021/10/28

今は2,3ｋｍ位しか走れないけど、チャレンジしてみるかな。
まずは12分走で自分の現在の力を把握
LT以下で走る
ペース感覚を身に着ける
最大酸素摂取量
などなど、非常に参考になる。

2021/09/21

1600＋税法政大学図書館

酸素の供給が遅れると乳酸が発生する。運動強度に対する酸素の供給が追いついていないから息が荒れる。

ピーキング
試合の2週間前はトレーニング量80%
1週間前からレース当日60%

マラソンは一般的に1kg体重が減ると3分短縮される。理由はマラソンでは42キロカロリー省エネになるこら。体力が変わらず体重だけ落ちれば省エネ分を速く走るエネルギーに変えられることが可能り

2022/06/12

（22/06/12　再読）
ガチユル走?LTのペース?ペース感覚?ランニングエコノミー?フラット着地?糖質と脂質の代謝バランス?今すぐ走ろう!ジョギング愛好家からランナーへ!（アマゾン紹介文）

凄いオーソドックス。数字と図でトレーニングの効果効用を示してくれているので、説得力も強い。ストレッチ全般苦手だけど、ガチユル走のためにやってみようかな。

2021/03/18

初心者に向けた書き方になっているが、マラソンのエッセンスはほぼパーフェクトにつまっていると思う。
分かりやすく、しかし少なすぎず、42.195Kmを走りぬくための知識が網羅されている。
マラソンに挑戦する人の教科書になると思う。

ただ、ある程度年数を重ねて走っている人にとっては、わかっていることばかりだと思う。
基本を見直し、確認する一冊。

【memo】
12分で走れる距離とVO2Max
距離　　　VO2Max
2000ｍ　　35.3
2100　　　37.4
2200　　　39.5
2300　　　41.6
2400　　　43.8
2500　　　45.9
2600　　　48.0
2700　　　50.1
2800　　　52.3
2900　　　54.4
3000　　　56.5
3100　　　58.8
3200　　　60.8
3300　　　62.9
3400　　　65.0
3500　　　67.1
3600　　　69.3
3700　　　71.4
3800　　　73.5
3900　　　75.6
4000　　　77.7

2018/12/17

鍋倉先生のブログの内容が網羅されています。
特に、最近話題のガチゆる走についてが目新しい内容ですね！
続が出たとのことなので、こちらも乞うご期待です(^^)

2018/10/08

マラソンにおける科学的な理論から練習方法まで記載されており、とても参考になった。マラソンの教科書として今後も使用できそう。