王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~(6) の商品レビュー
仕立て屋第三シーズンの六巻目では、これまで仕立てをしたことのない様々な層の依頼に応える、実に本作らしい内容が収録されている。 この辺、相変わらず「ジラソーレがメインのシリーズだったのでは……?」という疑問は残るが、やはり本領となる内容では充実した物語を組むなあという印象である...
仕立て屋第三シーズンの六巻目では、これまで仕立てをしたことのない様々な層の依頼に応える、実に本作らしい内容が収録されている。 この辺、相変わらず「ジラソーレがメインのシリーズだったのでは……?」という疑問は残るが、やはり本領となる内容では充実した物語を組むなあという印象である。 一方で初期に多く見られたような、服飾版美味○んぼ的な説教臭さはこの巻ではほとんど見られず、圭角が取れてきている部分はあるだろう。 今回も楽しく読ませていただいた。星四つ半相当と評価している。 どうにも内容のないレビューで申し訳ないが、この作品シリーズについては(ここでの仕立てを実用するのでない以上は)おおむね感想として書くことがないのだ。悪しからず。
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