王さまになった羊飼い の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
11分 羊飼いがうさぎにツァンパを分けていたら,100日目にうさぎが天の神に戻った。 神は願い事を尋ね,動物のこえがわかるようにした。 動物の話を聞き王子の耳を治し,国の半分をもらい王様になる話。
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チベットの昔話。食べ物を分けてやったウサギが神様で、羊飼いは動物の声が分かるようになる。その力のおかげで王様になってしまう。あれよあれよと進んで面白い話。絵も水彩で味がある。
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むかし、まずしい羊飼いの少年が、草原で出会ったうさぎに自分のツァンパをわけてあげました。心の優しい少年でしたから、毎日毎日わけてあげました。 富士山より高いところにある気候の厳しいチベットならではの食事も登場します。
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主人公の羊飼いの少年の欲のなさにびっくりしたけどハッピーエンドでよかった。 結構字が多いところもあるので自分で読むなら中学年くらいからよさそう。
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表紙のきいろは、チベットの乾いた大地の象徴でしょうか。開くと、見開きは、鮮やかな水色。これはチベットの美しい空の色かしら?きいろとブルーのコントラストにドキドキしました。 お話は、正直者で欲のない羊飼いの男の子が、自分も満足に食べていないのに、飢えたうさぎにツァンパをやる。それ...
表紙のきいろは、チベットの乾いた大地の象徴でしょうか。開くと、見開きは、鮮やかな水色。これはチベットの美しい空の色かしら?きいろとブルーのコントラストにドキドキしました。 お話は、正直者で欲のない羊飼いの男の子が、自分も満足に食べていないのに、飢えたうさぎにツァンパをやる。それが100日も続いたある日、うさぎが天の神に変わり、男の子に宝をやるという。。 男の子は、「羊飼いに宝はいりません、ただ、一日中羊といるだけで話し相手がいないので、動物の言葉がわかるようにして欲しい。」 というのです。 まぁでも、動物の言葉がわかると言うのも、悲しいものです。だって羊は大切な家畜、食べなくてはならない日が来るんですもの… また通りがかった馬の親子も、乗り手の鞍に針が刺さってるけれど、気づいてもらえない、痛い痛いと急いで仕事を終えようと走っている… その馬の鞍に針が刺さっていることを教えてやった事をきっかけに、男の子の人生が大きく変わってしまうわけです。 昔話っていいですよね、ドキドキして、ほっとします。 絵も美しくて、ついつい購入してしまいました。 学校での読み聞かせにもぴったりだろうなぁ。
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柔らかいタッチと鮮やかな色彩が目を引きます。 チベットの自然の風景が美しくて、しばらく見ていたくなります。 内容も優しくてとっても素敵でした。 動物好きには癒される民話。
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羊飼いの男の子は、毎日やってくるうさぎに、自分の少ない食べ物をわけてやっていました。ちょうど百日目、うさぎは白いひげのおじいさんに変わり、自分は天の神だといいました。お礼に願い事をたずねられた男の子は、「動物の言葉がわかるようになりたい」と答えました。さて、その夜…。 優しくて欲...
羊飼いの男の子は、毎日やってくるうさぎに、自分の少ない食べ物をわけてやっていました。ちょうど百日目、うさぎは白いひげのおじいさんに変わり、自分は天の神だといいました。お礼に願い事をたずねられた男の子は、「動物の言葉がわかるようになりたい」と答えました。さて、その夜…。 優しくて欲のない男の子が王様になるお話。素朴でストンと納得できる昔ばなしです。
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