ブルーピリオド(2) の商品レビュー
同じ方向を向いている多くの「同志」と出会い、 「親」としっかりと向き合って、歩を進める八虎。 それぞれに思惑がありそれぞれに足掻いて進もうとしてる。 でも何も明確な基準がない「美術」の世界は 深くて遠くて得体が知れなくて怖くて、 時に悩んだり人に八つ当たりをしてみたり。 それでも...
同じ方向を向いている多くの「同志」と出会い、 「親」としっかりと向き合って、歩を進める八虎。 それぞれに思惑がありそれぞれに足掻いて進もうとしてる。 でも何も明確な基準がない「美術」の世界は 深くて遠くて得体が知れなくて怖くて、 時に悩んだり人に八つ当たりをしてみたり。 それでも突き動かされて前を向く若者たちの熱さよ…。 佐伯先生といい、予備校講師の大葉さんといい、 この作品は指導側にいる人のキャラクターがいいなぁ。 認め、教え、きっちり泳がせてくれる感じ。 こういう人が指導側にいると、人は伸びるのかも。 勉強する側の若いキャラクターとの対比が面白いです。
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この巻は前半の両親(主に母)と森先輩が肝であった。桑名さんもグッとストーリーに入り込んでくる。そして後半に掛けて世田介との交流。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
膨大な夏休みの課題を終えた八虎は、ついに「美大専門の予備校」に足を踏み入れるが、そこで初めて「天才」と出会う。自分の身の丈を思い知らされた八虎の決意とは。話題沸騰のアート系上昇志向漫画、2巻登場!(Amazon紹介より)
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タイトル負けしておらず、まじで「ブルーピリオド」な季節を描いた意欲作。自分はこういう時代が過ぎ去ってしまったので、ほんとに読んでて色々思い出すし、そうだぜとか、そうじゃないかもよとか、声に出さない声を後ろからかけたくなったりもして。/表紙になってる女装男子くんだけあんまり機能して...
タイトル負けしておらず、まじで「ブルーピリオド」な季節を描いた意欲作。自分はこういう時代が過ぎ去ってしまったので、ほんとに読んでて色々思い出すし、そうだぜとか、そうじゃないかもよとか、声に出さない声を後ろからかけたくなったりもして。/表紙になってる女装男子くんだけあんまり機能しておらず、ちょっと物語から外れてしまった。
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