いろいろあった人へ の商品レビュー
伊集院さん初読。少し前の時代のエッセイ。数十年前の社会は隣人との繋がりが固く、共生している感覚が強かった。人生経験が達観につながるのかもしれない。
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伊集院静さんもまた「いろいろあった人」だと思いますが、いい出会いをされた方でもある、ということが本書を通して知ることが出来ました。 一番好きなエッセイは「人が人を信じるということ」。この章に書かれていたM野先生。こんな先生に出逢えた子ども達は幸せだと私は思う。人を「信じる」とい...
伊集院静さんもまた「いろいろあった人」だと思いますが、いい出会いをされた方でもある、ということが本書を通して知ることが出来ました。 一番好きなエッセイは「人が人を信じるということ」。この章に書かれていたM野先生。こんな先生に出逢えた子ども達は幸せだと私は思う。人を「信じる」ということを行動でも現しておられた。 この章を読むだけのためにでも、この本を読んでほしいって思うほど。
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ベストセレクション。 1度読んだものでも新たに読みと素敵な出会いがまってます!不思議だな〜 素敵な話も再読しても色褪せないのもわかる。 ぜひ〜
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共感を覚える箇所が多かったです。他人の心の内は本当に分からない、というのは私の実感(私から見てと、人が私を見ての両目から)です。 これからも、それを前提に様々な可能性を考えながら人とは丁寧に接していきたいと思います。
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「いろいろあった人へ」というタイトルが気になり読み始め一気に最後まで読み切りました。後悔憤り情けなさ哀しみ慰め愛犬との想い出全てが溢れてきました。生きることにまたあるがままに向き合える思いにて出逢える本だと思いにます
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筆者がこれまで生きてきた中での人との出会い、そして、別れを作品にしている。特に死別後の筆者の生き方、思いを知ることができた。伊集院氏の他の作品も読んで、お人柄を知ってみたいと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
心の支えになる文章。 ベストセレクションなので読んだことのあるものもあったが、つらいこと悲しいことを味わった人にしか書けない素晴らしい作品。 読むたび、自分の辛かったことを思いだし、いいふうに慰められる。
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なにか、自分を励ましてくれる言葉に出会えるのではないかと読み進めました。 決して分かりやすく前向きになる言葉ではないけれど、自分の中の似た経験や思いを重ねて、かみしめて、あるいは、想像するしかない出来事に思いをはせて、そうしているうちにじんわりと自分の中から癒えていくような感じが...
なにか、自分を励ましてくれる言葉に出会えるのではないかと読み進めました。 決して分かりやすく前向きになる言葉ではないけれど、自分の中の似た経験や思いを重ねて、かみしめて、あるいは、想像するしかない出来事に思いをはせて、そうしているうちにじんわりと自分の中から癒えていくような感じがする一冊でした。
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著者の考え等のすべてに同意できるわけではないけれど、最後の最後の1行が、とてもとても深くこころに入り込んできた。
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大切な人との別れを主テーマにした珠玉のエッセイ集だ。「生きていた力がある」「サヨナラニモチカラガアルンダヨ」という言葉には亡くなった人への敬意と生きていく自分たちへのエールを感じる。人間としての質と言うか格が違う感じ。
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