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ウチのセンセーは、今日も失踪中 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/08/26

アヒルバスからファンですが、これもまた好みの作品でした。生い立ちを見せずに漫画のアシスタントの世界を描く、そしてデビューチャンスを幸運に手に入れた。東京に行かずにバスで通うとか応援したいと、それが妹の為だと、妹が漫画を書いてと頼む文章が1番泣けた。そこから始まったんだねぇ。大学の...

アヒルバスからファンですが、これもまた好みの作品でした。生い立ちを見せずに漫画のアシスタントの世界を描く、そしてデビューチャンスを幸運に手に入れた。東京に行かずにバスで通うとか応援したいと、それが妹の為だと、妹が漫画を書いてと頼む文章が1番泣けた。そこから始まったんだねぇ。大学の推薦をあんな風に取り消されて、彼女とも別れて、どんでん返し、でも漫画家の道が正しい様な気がする。漫画家の生活を書いて欲しいて思う。多分妹さんの側にいながら書くんだろうな

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2022/12/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

2022/12/12 あれ、山本さんにしては物足りぬ。 もうちょっと先まで見せて欲しかった。 アル中の先生の書いたのがやっぱり一番だったのはよかった。 物語を作り続けるしんどさやろか。 どの人の未来も気になるからまたどこかでお会いしたい。

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2022/08/28

漫画家の世界は知らないが、きっとそうであろうと思わせるリアルさがある。ストーリーに引き込まれて一気に読み終わった。

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2019/11/19

富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った青年が、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントをするはめに!漫画業界の真実が垣間見れる痛快エンターテインメントお仕事小説。 山本幸久さんには珍しくラノベ寄りの作品。それでも登場人物の個性は、いつもより過激でイメージしやすい。ただ残念なの...

富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った青年が、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントをするはめに!漫画業界の真実が垣間見れる痛快エンターテインメントお仕事小説。 山本幸久さんには珍しくラノベ寄りの作品。それでも登場人物の個性は、いつもより過激でイメージしやすい。ただ残念なのは、文庫版のお楽しみであるスピンオフ短編が、電子書籍だけというところ。出版社にもいろいろ戦略はあるでしょうが、紙媒体の読者も大切にしてほしいなあ。

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2019/04/03

中学三年まで漫画を描いていて、高校入ったらインターハイに出るレベル。 挫折してからまた漫画を描き始めたらマンガ大賞に。 漫画アシスタントになったら、その日まで構図も影のつけ方も 線の引き方も下手だったのに美味そうな料理の絵が描けちゃう。 朝はランニング。バイトをしてアシスタン...

中学三年まで漫画を描いていて、高校入ったらインターハイに出るレベル。 挫折してからまた漫画を描き始めたらマンガ大賞に。 漫画アシスタントになったら、その日まで構図も影のつけ方も 線の引き方も下手だったのに美味そうな料理の絵が描けちゃう。 朝はランニング。バイトをしてアシスタントをして自分の漫画を描いて 長時間の移動もなんのその免許まで取ってしまう。 好きでもない真面目彼女と付き合い、真面目な子なのにたまたま酒を飲んで大学推薦取り消し。ずっと避けていたのに会ったらいきなり愛おしくなる。 兎にも角にも何を言いたいのか分からないし、ありがちなテーマと話しで残念の一言。 今まで読んだ著者の作品の中でもでかなり酷い。 ------------------------------------------------------- ジンリキシャングリラ:鷭高校、伊吹、蜃気楼 上落合 レトロな喫茶店

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2018/12/13
  • ネタバレ

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富山と東京、この距離をバスと新幹線を使い分けて、上手いなぁ。最後のまとめも、景色と意気込み、上手いです。 所々に、職業意識の大切な要素も語られていて、読んで良かった。

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2018/06/01

+++ 富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った宏彦は、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントになるハメに。クセのある仲間や編集者とセンセーの連載を落とさないよう必死に頑張る宏彦。実は、陸上の有望選手だったが、高三の秋のある事件で進学を諦め、病弱な妹の言葉で漫画家を目指すこと...

+++ 富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った宏彦は、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントになるハメに。クセのある仲間や編集者とセンセーの連載を落とさないよう必死に頑張る宏彦。実は、陸上の有望選手だったが、高三の秋のある事件で進学を諦め、病弱な妹の言葉で漫画家を目指すことになったのだ。カッコ悪くも沁みる、痛快エンタメ。 +++ 漫画家の仕事場やアシスタントの仕事ぶり、という点では、現在放映中の朝ドラと重なる部分もあり、興味深くはある。急遽アシスタントとして重用されることになる豊泉宏彦の奮闘ぶりや、デビューに向かっての奮戦ぶりも応援したくなる。――のだが、著者のお仕事ものがたりにしては、いささかピントが散漫になっている印象である。シリーズ化されるのだとすれば、次作以降でぎゅっと詰まっていくのかもしれないとは思いつつ、本作のみに限れば、何となく物足りない感は否めない。面白くないわけではないのだが、これまでの山本幸久ワールドとはちょっぴり違うかもしれない。シリーズ化されて、凝縮されることを願いたい一冊である。

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2018/05/22

漫画家(不在率高し)のアシスタントが主人公のお話。 基本的にはコミカルなタッチで描かれているが、 同じく漫画家を題材にした「バクマン。」と比べ(漫画と小説を比べるのもどうかと思うが)、熱気がある雰囲気ではなく、どちらかというと哀愁漂う雰囲気。苦労性な主人公の影響か? 富山の料...

漫画家(不在率高し)のアシスタントが主人公のお話。 基本的にはコミカルなタッチで描かれているが、 同じく漫画家を題材にした「バクマン。」と比べ(漫画と小説を比べるのもどうかと思うが)、熱気がある雰囲気ではなく、どちらかというと哀愁漂う雰囲気。苦労性な主人公の影響か? 富山の料理が美味しそう。

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2018/05/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

安定の面白さとテンポの良さ。 漫画家デビューを目指す青年が、あれよあれよと有名漫画家のアシスタントになって重要な絵を任されて、一方で持ち込んだ自身の作品が新人賞に選ばれて…。 こういう漫画家や作品はいっぱいあるんだろうな。漫画家先生が亡くなって尚続く作品もあるし。 主人公の青年が流されやすいようで、最後はしっかり筋と芯のあるところを見せてくれたのが良かった。 こういう一見地味で脇役にしかなれないキャラにスポットを当てて盛り上げてくれる山本さんが好き。

Posted byブクログ