1,800円以上の注文で送料無料

枕女王 の商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったし読む手が止まらんかったけど性描写が気持ち悪い胸糞悪い。小説においてやりすぎる性描写はポルノ小説か?と思ってしまう。

Posted byブクログ

2023/02/11

332ページの長編で最近あまり見なくなった二段構成の作品です。 二段組に加えてフォントも小さく、内容もかなりヘビーではありますが テンポの良さと軽快な文章ゆえに読みやすいです。 主人公は地下アイドルグループ「ショコラ」のメンバーにして、自分の「全て」を使って芸能界のトップを目...

332ページの長編で最近あまり見なくなった二段構成の作品です。 二段組に加えてフォントも小さく、内容もかなりヘビーではありますが テンポの良さと軽快な文章ゆえに読みやすいです。 主人公は地下アイドルグループ「ショコラ」のメンバーにして、自分の「全て」を使って芸能界のトップを目指す未瑠と未瑠に対して執拗な中傷を続ける渋谷のギャル樹里亜。 この2人の目線で交互に物語は展開して行きます。 今までたくさんの小説を読んで来ましたがこれまでの登場人物の中で樹里亜の父親はずば抜けて卑怯極まりない人物で、途中あまりにキツ過ぎて読むのを中断しようかと思いつつこの2人の少女の行く末が気になりなんとか読了しました。 未瑠VS樹里亜の物語だと思いながら読んで行くと途中で良い意味で裏切られ、少女達の心の奥底に潜む闇が露わになり、更に結末が気になります。 誰一人として共感出来る人物がいないけれど、興味深く読めた作品。

Posted byブクログ

2021/08/02

面白かった。 枕営業というある種のタブーを武器にのし上がっていく女優と、ある種最も女を武器にしていたギャルが逆に食い物にされてしまう姿との対立。 そして、驚きのどんでん返し…からの更なる展開。

Posted byブクログ

2019/09/22

地下アイドルグループ「ショコラ」のメンバーにして、自分の「全て」を使って芸能界のトップを目指す未瑠、未瑠に執拗な中傷を続ける渋谷のギャル樹里亜。 枕営業、盗撮、脅迫、全身整形、誹謗中傷合戦などなど。 最近の黒新堂にしては、分量も多く丁寧に描かれている。 そして油断してて騙された...

地下アイドルグループ「ショコラ」のメンバーにして、自分の「全て」を使って芸能界のトップを目指す未瑠、未瑠に執拗な中傷を続ける渋谷のギャル樹里亜。 枕営業、盗撮、脅迫、全身整形、誹謗中傷合戦などなど。 最近の黒新堂にしては、分量も多く丁寧に描かれている。 そして油断してて騙された。 (図書館)

Posted byブクログ

2018/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

未瑠のキレの良さは気持ちよかっただけに、本人格が判明した後半は少々受け入れづらかった…! 表現が細かく、生々しくおじさんたちの気持ち悪さが頭に浮かびます(笑) 分厚い本だなと思いましたが、スラスラと読めました。

Posted byブクログ

2018/06/25

Twitterで話題になってた本で気になっていました。 テンポがよくてスラスラ読めて1日で読めました。この作者の本をもっと読みたいです。 主人公をSTU48の中井りかをイメージして読むとピッタリでしたよ(見た目と野心家なところ)

Posted byブクログ

2018/04/21

初出の記載なく書き下ろしか 18歳の売れないアイドル未瑠は、積極的に力のあるプロデューサーに枕営業をかけ、巧みな性技(微に入り細に入った表現はポルノ小説のよう)と脅迫で芸能界でのし上がる。 幼い頃から父に性的虐待を受け続けていた18歳のデリヘル嬢樹里亜は、未瑠のブログに批判を書...

初出の記載なく書き下ろしか 18歳の売れないアイドル未瑠は、積極的に力のあるプロデューサーに枕営業をかけ、巧みな性技(微に入り細に入った表現はポルノ小説のよう)と脅迫で芸能界でのし上がる。 幼い頃から父に性的虐待を受け続けていた18歳のデリヘル嬢樹里亜は、未瑠のブログに批判を書き続け、探偵に撮らせた未瑠の枕営業の写真をネットに投稿するが、未瑠はそれを逆手にとってアイドルからバラエティに転向し成功する。 ところが、近親相姦を強要しようとする父を樹里亜が殺したところで真相が分かる。 私はそれ以降がおもしろかった。ゆがんだ男社会を逆手に取る鞠の生き方は痛快ですらある。 鞠ならセクハラ財務事務次官をどうあしらうのだろう。笑

Posted byブクログ

2018/03/16

メフィスト賞デビュー作家らしい文体。二段組。地の文、メールの文、ブログのコメントなど、それぞれでフォントを使い分けている。

Posted byブクログ