幸福寿命 の商品レビュー
幸福は「あいだ」にある。 生と死のあいだ 過去と未来のあいだ 細胞と細胞のあいだ 人と人とのあいだ 健康寿命とは異なる「幸福寿命」は高齢化社会でますます重要度を増す概念となるにちがいない
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伊藤裕さんが日本人の幸福感について言及されています。「幸福寿命」、2018.3発行。西洋建築は「柱」、日本建築は「庇(ひさし)」。部屋の「内」と建物の「外」との「あいだ」に庇の空間をつくり出している。日本人は「あいだ」にある「幸福」を感じるのが得意な民族。<楽しみは朝起き出でて昨...
伊藤裕さんが日本人の幸福感について言及されています。「幸福寿命」、2018.3発行。西洋建築は「柱」、日本建築は「庇(ひさし)」。部屋の「内」と建物の「外」との「あいだ」に庇の空間をつくり出している。日本人は「あいだ」にある「幸福」を感じるのが得意な民族。<楽しみは朝起き出でて昨日まで無かりし花の咲ける見る時><楽しみは常に見られぬ鳥の来て軒遠からぬ樹に鳴きし時>一輪の花、一羽の鳥、今日の発見に幸せが。幸福は昨日と今日、今日と明日の「あいだ」に存在する。
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幸福になりたかったらただ待つのではなく、自ら幸福に向かって歩む事が大事。 世の中の寿命が延びるほどに、健康寿命との格差が注目されています。 寿命を全うするにはやはり健康は大事ですね。 「あいだ」や「仕切り」の話はとても興味深かったです。
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「不死」(絶対に死なない)は不可能であっても「無死」(なかなか死なない)が現実になり、平均寿命と健康寿命の間に10年以上の乖離が出てきている現代。 「幸福寿命」という書名、「幸せは気の持ちよう」というのは軽すぎる言葉だ。「幸福」そのものを取りに行くことにチャレンジすることが「幸福...
「不死」(絶対に死なない)は不可能であっても「無死」(なかなか死なない)が現実になり、平均寿命と健康寿命の間に10年以上の乖離が出てきている現代。 「幸福寿命」という書名、「幸せは気の持ちよう」というのは軽すぎる言葉だ。「幸福」そのものを取りに行くことにチャレンジすることが「幸福」になる正攻法である。条件を積み上げて幸せになるのではない、逆である。という書き出しに興味を持ったが、 その幸福になるには、空腹をしっかり感じ腹八分目で体をしっかり動かして人との間を大事にしてホルモンを出す・・・後半は自作の結婚式のスピーチを披露し、詩歌を引用し・・うーん、羊頭狗肉か・・
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仕切られた他との「あいだ」をうまく埋められれば幸福になれる。体の中では、ホルモン、ミトコンドリア、腸などが、あいだを埋めている。医療の目的は、疾病治療からポジティブ医療に変わってきている。 タイトルの「幸福」「寿命」に関しては、何がどう書かれているのか、読み取ることができません...
仕切られた他との「あいだ」をうまく埋められれば幸福になれる。体の中では、ホルモン、ミトコンドリア、腸などが、あいだを埋めている。医療の目的は、疾病治療からポジティブ医療に変わってきている。 タイトルの「幸福」「寿命」に関しては、何がどう書かれているのか、読み取ることができませんでした。
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幸福という心のもちようの問題であるようなことも、ホルモンや腸内細菌が係わっているため、幸福も気合いというよりは生化学的なアプローチも必要というか、幸福の解明とか幸福になるには生化学的なアプローチも含みこまないと明らかにすることはできない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
個々の個体が個体の生命が尽きても子孫を残すように主という団体の中でふるまうことが生きる目的で、その成就のために自然に発せられる感情が幸福。にこやかに愉快に、お互いのために生きる。お互いに働きあう。浮遊感。人との接触。未来と過去の変換。前よりまし。依存症にならない。 減量は、食べる量を減らす、低糖質にする、規則正しくゆっくり糖質を最後に食べる、の順。運動は痩せないが幸福に貢献する。食依存は強い。イーターズハイであり食を楽しんでいない。グルメを楽しむことでイーターズハイを起こさない。多種類食べる。 これ、それは美しい。と口にする。 ビフィズス菌とバクテロイデスを増やす。 規則正しい生活、十分な睡眠、人目を気にする、適当な運動、品目の多い食事を定時に摂る、仲間がいる、楽しみを持つ、依存症にならずにギャンブル性のあることを嗜む。 面倒がらずに一生懸命にお互いの癖を見つける努力をする、人と人との間を埋める、自己を拡張する。 断食するか、少なく食べる。 枯れる。小さくなって朽ちる。
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