Spectator(Vol.41) の商品レビュー
ねじ式は、コラージュ。 アール・ブリュットへの憧れ。 逃げてもいい、という思想。 おばけ煙突の救われなさの衝撃。
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つげ義春特集。読んでよかった。改めて川崎長太郎とつげ義春の関係性をぼんやりと想像してみる。川崎長太郎…読まなくては。
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ねじ式のネタとなった写真探しなど、とても興味深く読めました。つげさんは僕にとって謎の人物でしたが、どんな感じの方か想像できるようにはなりました。
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・35ページ、「土着的なもの(茅葺き屋根とひなびた温泉etc)を愛好するのは、地方出身者ではなく都会に生活する者」との指摘。得てしてそんなものだと思う。地方出身者は存外地元のことを知らなかったり、東京だって地元出身者は地元の名所にはあまり行ったりしないものだ。自分だって帝釈天に行...
・35ページ、「土着的なもの(茅葺き屋根とひなびた温泉etc)を愛好するのは、地方出身者ではなく都会に生活する者」との指摘。得てしてそんなものだと思う。地方出身者は存外地元のことを知らなかったり、東京だって地元出身者は地元の名所にはあまり行ったりしないものだ。自分だって帝釈天に行くようになったのは実家を出てからのような気がする。「地元のアイコンは内部にいる者のためにあるのではなく、外の者からよく見えるように存在する」」ということか。 ・89ページ、河井克夫の挿画、「学校が嫌いだったぼくは、空襲のたびに休校になるのが嬉しくて、毎日空襲があればよいと思っていた」意外とそんなものか。容易く戦争=悲劇とレッテルを貼ることはあまりにも理解が単純に過ぎる。 ・169ページ、「なくなったものへの愛惜」の旅か。華やかな旅行も楽しいが、「惨めったらしい旅」もまた楽し。
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つげさんの漫画はホントよくわからない。おもしろいのかどうかすらも。 でも、なぜか気づくと手に取って読んでしまう。 インパクトが強すぎて、似た種の漫画を読んでも何も感じなくなってしまう。 そんな、つげ義春特集をよくやってくれた!という感謝が溢れる。
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