須賀敦子の旅路 の商品レビュー

大竹昭子(著者)

2022/12/29

現実を生きながら美しいものに至りたい

そんな須賀敦子の足跡を辿る本。
なんていうか…私にはパーフェクト。
素晴らしかった！

悩みながら歩んでいく過程を一緒に辿っているような気分になりました。

最後に須賀さんの年表をみて、私のこの先にも　まだまだ　できる、と思った。

2021/08/16

福岡伸一先生の「知恵の学校」
第15回対談講義（特別講師：作家・大竹昭子さん）

で紹介。
福岡伸一先生が解説。

マップラバーにとっても面白そう。
...
ヨーロッパの地図は、見辛い。
同じ道なのに、途中で道の名前が変わる。
旅行者にとっては、非常にわかりづらい。

ミラノには路面電車に乗ってこの旅の行程を辿るのもおもしろそう。

...

2020/04/20

旧著「須賀敦子のローマ」「須賀敦子のヴェネチア」「須賀敦子のミラノ」を没後20年となる2018年に合本，東京編を付け加えた本になった．以前の三部作は写真がたくさん入っていたと記憶するが，今回は文章のみ．
須賀敦子の本に出てくる場所を訪ね須賀敦子を深読みしようという試み．
須賀敦子の好きな私でも，著者のこの入れ込みようは，ちょっと苦手．

2020/02/20

河出書房新社刊『須賀敦子のミラノ』『須賀敦子のヴェネツィア』『須賀敦子のローマ』を加筆改稿、あらたに「東京篇」、ロングインタビューを収録して一冊に。

2018/03/12

没後20年須賀敦子まつりで今月は刊行ラッシュ、そのひとつ。紀行エッセイ「須賀敦子のミラノ」「須賀敦子のヴェネツィア」「須賀敦子のローマ」を親本として、かなり筆を入れたうえに東京編と著者による須賀敦子のロングインタビューをくわえた読みでのある一冊。解説は福岡伸一。

2018/03/01

【須賀敦子没後二〇年。異色の評伝】旅するように生きた須賀敦子。生前から親交のあった著者が、ミラノ、ヴェネツィア、ローマ、東京と足跡をたどり、波乱の一生を描く。