太陽系観光旅行読本 の商品レビュー
太陽系内の惑星、衛星に観光旅行に実際行けるとしたら、なテイで真剣に観光ガイドとしての構成をトレースしつつ、火星に行ったら、観光スポットはここ、アクティビティはこれと紹介することで、その惑星・衛星の特徴、知識を得ることができる。周りくどいけど、敷居が下がるのはなかなかいい手かもしれ...
太陽系内の惑星、衛星に観光旅行に実際行けるとしたら、なテイで真剣に観光ガイドとしての構成をトレースしつつ、火星に行ったら、観光スポットはここ、アクティビティはこれと紹介することで、その惑星・衛星の特徴、知識を得ることができる。周りくどいけど、敷居が下がるのはなかなかいい手かもしれない。
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実現される日が来るとは思わないですが、 もし本当に太陽系の惑星に宇宙旅行ができる としたら・・・・。 そんな「もし」を前提にしたSFですが、 目的地であるそれぞれの惑星の環境のデータは本当です。 その惑星の訪問スポットも、現実に地球から 観測されている場所なので、「空想」とは...
実現される日が来るとは思わないですが、 もし本当に太陽系の惑星に宇宙旅行ができる としたら・・・・。 そんな「もし」を前提にしたSFですが、 目的地であるそれぞれの惑星の環境のデータは本当です。 その惑星の訪問スポットも、現実に地球から 観測されている場所なので、「空想」とはちょっと 異なる「リアル&空想」と言ったところです。 例えば太陽に一番近い水星の公転速度は、 一時的に自転速度を上回ることがあるそうです。 そうすると水星から太陽を眺めると、 昇った太陽が一時的に逆戻り するかのように見えるそうです。 どうですか行ってみたいと思いませんか。 スケールがとってもデカイ一冊です。
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月・火星・冥王星はい良いんだよね~はじめに・カウントダウン・旅の準備・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星・地球への帰還~灼熱も極寒も嫌だけど、ガス惑星ってもっと嫌!やっぱり陸地がないとね。質量が地球の14.5倍の天王星とか、17倍の海王星って遠くから眺めてい...
月・火星・冥王星はい良いんだよね~はじめに・カウントダウン・旅の準備・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星・地球への帰還~灼熱も極寒も嫌だけど、ガス惑星ってもっと嫌!やっぱり陸地がないとね。質量が地球の14.5倍の天王星とか、17倍の海王星って遠くから眺めていれば充分じゃん
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
太陽系観光ツアーガイドという設定で、惑星等の見所などを科学的考証をふまえて紹介している。その設定自体は良いのだが、読んでいて、いまいちピンとこない。なぜだろう。やはり、著者が自分自身で見てない、実際に見た人(月だけか)から話を聴いてないからか。いたしかたない。
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宇宙に詳しくもないし、学生時代の理科・地学の記憶もほとんど無い身ですが、何とはなしに憧れに近い感情はあって、手を伸ばしてみました。 大人になると、こういう余裕のある本の楽しみ方ができて良いなぁなんて思いつつ、宇宙の規格外のスケールの大きさをそこそこキャッチーに知ることができる良著...
宇宙に詳しくもないし、学生時代の理科・地学の記憶もほとんど無い身ですが、何とはなしに憧れに近い感情はあって、手を伸ばしてみました。 大人になると、こういう余裕のある本の楽しみ方ができて良いなぁなんて思いつつ、宇宙の規格外のスケールの大きさをそこそこキャッチーに知ることができる良著でした。 基本的な構成はガイドブック仕立てで、「アクセス」の辿り着くまでの時間がもはや旅行とは言えないレベルだったり、「観光スポット」が岩ばっかりだったり、「アクティビティ」が(「冥王星」の「準惑星の位置づけについて討論する」を除いて)どうにも現実離れしてたりしますが、平板な解説書よりはよっぽど当事者意識を持って読めるなぁと感じました(笑 写真やイラストもそこそこ豊富で楽しめます。特にイラストは昔の観光旅行のポスター(戦前の船旅の時代や、TWA・ブラニフ航空くらいの時代のイメージ?)風で面白いです。 ただ、簡単な本ではなく、「北や南に移動すると1日の長さが変わるのはすべてのガス惑星の特徴であり」なんてサラッと書かれても???となってしまいます。もともと詳しい人向けの本なのかもしれませんが、基礎知識があれば、より楽しめそう。 本著の結びでも触れられていましたが、読了してみて思うのは、これだけ多様な環境が1つの星の中にある地球って凄い!ということ。当面は、地球内観光でガマンしますかね。
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本書は、2011年に設立された宇宙旅行専門の旅行代理店インターギャラクティック・トラベル・ビュロー(ITB)の中心的スタッフの、オリヴィア・コスキーとジェイナ・グルセヴィッチが2017年に米国で出版した”Vacation Guide to the Solar System : S...
本書は、2011年に設立された宇宙旅行専門の旅行代理店インターギャラクティック・トラベル・ビュロー(ITB)の中心的スタッフの、オリヴィア・コスキーとジェイナ・グルセヴィッチが2017年に米国で出版した”Vacation Guide to the Solar System : Science for the Savvy Space Traveler”の全訳である。ITBを立ち上げたのは、英国と米国を拠点に活動し、刺激的な生の体験を通して科学と人を結ぶことをモットーに、様々なイベントの企画や文化施設等での展示物・ビデオの創作などを行っているゲリラ・サイエンス社。 内容は、飛行前訓練、荷造り、宇宙服、宇宙旅行で予想されること、宇宙での生活などの「旅の準備」に始まり、月と太陽系の惑星・準惑星(水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)のそれぞれにおける、早わかりデータ、天気と気候、出発のタイミング、アクセス、到着、移動、観光スポット、アクティビティについての詳細な説明があり、最後に「地球への帰還」で終わるという、まさに旅行ガイドブックのような凝った作りとなっている。 しかも、執筆にあたっては、科学者や専門家への取材のほか、多数の書籍、NASAの山のような技術報告書や研究者のブログ、科学論文、宇宙ミッション関連のウェブサイトにある宇宙リゾートに関する大量の情報・画像・地図などの内容に基づいているため、アクティビティなどの創作部分も理論的に可能なものになっているという。 月で行うスペースボール(ベースボールを低重力環境向けにアレンジしたもの)、水星の明暗境界線(昼と夜を分ける線)の散歩(水星の明暗境界線はわずか時速3.5㎞で動いている)、金星の浮遊都市ラピュータでの滞在(金星の地表上空55㎞は太陽系で地球の気候に最もよく似ている)、火星のオリンポス山観光(死火山オリンポス山は太陽系で最大の火山)、木星のオーロラ観光(木星のオーロラは常時発生しており地球の1,000倍強力)、土星で飲む宇宙カクテル(土星の輪の93%は水の氷でできている)。。。なんとも愉快で、夢がある。 我々の子孫がいつか実現するかもしれない太陽系を巡る旅を満喫できる、楽しい一冊である。 (2018年5月了)
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太陽系の各惑星及び冥王星と主要な衛星の現在わかっているアクセス方法、大気、地質の状況を実際に50−100年後に観光してみたらどうなるかを想定して書いたSF宇宙の歩き方。金星は地表近辺は高熱だが、高高度の大気は地球に似た環境かある、水星は太陽からの放射線も強すぎるし取りつく島もない...
太陽系の各惑星及び冥王星と主要な衛星の現在わかっているアクセス方法、大気、地質の状況を実際に50−100年後に観光してみたらどうなるかを想定して書いたSF宇宙の歩き方。金星は地表近辺は高熱だが、高高度の大気は地球に似た環境かある、水星は太陽からの放射線も強すぎるし取りつく島もない。木星土星は大気の動きが激しすぎる、一方衛星は安定したそれ以降は寒すぎる。
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