論理的思考力がぐ~んと伸びるこども「思考実験」 の商品レビュー
同時に同じ著者である北村良子の「論理的思考レッスン」も読んだが、こちらの子供向けの方が噛み砕いた説明と複数人の会話を用いておりわかりやすかった。 生徒4人がテーマについてそれぞれの意見を出し合い先生がそれをまとめるので、思考の流れやどうしてそう考えたのかがつかみやすい。 子供向け...
同時に同じ著者である北村良子の「論理的思考レッスン」も読んだが、こちらの子供向けの方が噛み砕いた説明と複数人の会話を用いておりわかりやすかった。 生徒4人がテーマについてそれぞれの意見を出し合い先生がそれをまとめるので、思考の流れやどうしてそう考えたのかがつかみやすい。 子供向けでマイルドな思考実験かと思いきや、「バイオリニストと特効薬」や「臓器くじ」などダークな話もあって考えさせられる。 大人としたら優しい思いやりのある回答を求めるのかもしれないが、この本から子供たちに考えさせる人は、きっと論理的で鋭い答えでも認めてくれるのだろう。
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ドラえもんのバイバインも思考実験の1つ。思考実験ってああでもないこうでもないって考えること、正しいことは何一つない。それについてアレコレ考える手立て。
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27の思考回路や33の思考実験のこども版でしょうかね、いずれも聞いたことのある思考実験が並んでおり、前著を読んだことのある大人が読むにはちょっと物足りない感じがしました。
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貼り紙のテーマでは、自分の思考訓練にもなったし、子どもと良い議論ができた。 最後の沼男のエピソードは深い。怖い。 前に、似たようなエピソードをドラえもんネタで読んだんだが、なんだったっけ。思い出せない。 どこでもドアは分子転送システムで、ドアをとおると一旦分子レベルでバラバラにな...
貼り紙のテーマでは、自分の思考訓練にもなったし、子どもと良い議論ができた。 最後の沼男のエピソードは深い。怖い。 前に、似たようなエピソードをドラえもんネタで読んだんだが、なんだったっけ。思い出せない。 どこでもドアは分子転送システムで、ドアをとおると一旦分子レベルでバラバラになり相手先ドアに物体(人間)が再構築されるというもの。 これは同一人物といえるのか。 そうでなくても、日々新陳代謝で細胞レベルでは入れ換わりが生じてるなかで、個人を個人として 認識たらしめているものは意思だけなのか?などなど。 これをもっと哲学領域に考えると森博嗣に到達しそう。
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