みがけば光る の商品レビュー
2020.7 石井桃子さんの仕事、生活、考えが散りばめられていて大切に読ませてもらう。子どもと子どもの本に光を与えて続けた人。どれだけの覚悟と勇気が必要だったろう。背筋がしゃんとする。この光は絶やさずいつの時代の子どもたちにも届けなければと思う。その道の途中にいる大人として伝えて...
2020.7 石井桃子さんの仕事、生活、考えが散りばめられていて大切に読ませてもらう。子どもと子どもの本に光を与えて続けた人。どれだけの覚悟と勇気が必要だったろう。背筋がしゃんとする。この光は絶やさずいつの時代の子どもたちにも届けなければと思う。その道の途中にいる大人として伝えていけたら。
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明治から平成にかけて、作家・翻訳家・編集者として子どもの本の世界に生きた石井さんの随筆集。知識人としての生き方を誇示するようなことは無く、変わりゆく日本のことそしてことばについて、柔軟にかつ真摯に綴られている。
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自分にしっかり芯をもって、無理をせずに丁寧に生きる生活。 謙虚だけど、たまに意固地で、真剣かつ直球勝負。 微笑ましい著者が目に浮かぶ。
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読めば読むほど、自分と石井桃子さんは共感できるポイントが多いのだなと感じる。1950年代、60年代にはイニシアルや早く死んでしまった人として回想され文章に折々登場していた人物がのちに『幻の朱い実』という物語に結実するのだな、と思って読むと感慨もひとしお。
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