「なぜダメなの?」からすべてが始まる の商品レビュー
とてもおもしろかった!! 長男がたまたま入れたポピンズの認可園に6年間通っており、その間、本当に最高の保育を受けられたと感謝していたことで、本を手に取りました。日々の対応、トラブルがあったときの対応、園でのプログラム、どれをとってもスタッフに理念が行き届いていることが感じられ、素...
とてもおもしろかった!! 長男がたまたま入れたポピンズの認可園に6年間通っており、その間、本当に最高の保育を受けられたと感謝していたことで、本を手に取りました。日々の対応、トラブルがあったときの対応、園でのプログラム、どれをとってもスタッフに理念が行き届いていることが感じられ、素晴らしい対応に感嘆しておりました。長女は長男よりも1年遅く保育園に入園予定ですが、長男がポピンズで受けた「エデュケア」とが同等のものを家でも経験してほしい、という思いです。ポピンズのサービスへの賛辞になってきてしまっていますが、この本は、そのようなポピンズを一代で築き上げた中村紀子さんの自伝的な本です。もとは、テレビ朝日のアナウンサーだったんですね。持ち前の行動力と自信と、名だたる企業家との人脈で、道を切り拓いていく様は読んでいて爽快でした。本当にすごい人です。 ポピンズの緑のエプロンと花柄のブラウスは、大阪の花博で作られたものだったんですね。 応じられない値下げ要求には応じない。クオリティを維持していればそれを評価、支持してくれる利用者が助けてくれる。その信念のおかげで今があるんですね。 働く母親が、大事な我が子が日中の大半を過ごす環境に、どんなものを望むか。それを非常にわかってくれています。細部まで目が行き届くことはもちろんのこと、ポリシーを持った教育をも受けさせてくれる。どうかこれからも、新しいことにチャレンジしつつ、高い水準、高い信頼を維持していってほしいです。
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ポピンズの創業者中村紀子が情熱をかけたナニーサービスとその背景が時系列で描写されている。 クロネコヤマトが運輸省に対して規制緩和を求めて戦ったように ポピンズも不透明な運営を行う社会福祉法人を優遇する厚労省の規制と戦った。 ともかく中村紀子さんの強い意志と、何事も必ず実現できるは...
ポピンズの創業者中村紀子が情熱をかけたナニーサービスとその背景が時系列で描写されている。 クロネコヤマトが運輸省に対して規制緩和を求めて戦ったように ポピンズも不透明な運営を行う社会福祉法人を優遇する厚労省の規制と戦った。 ともかく中村紀子さんの強い意志と、何事も必ず実現できるはずという信念があってこそ 今のポピンズが存在し得たのだということがよくわかった。
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