永世七冠 羽生善治 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
羽生さん、ついにA級から降級か・・・。 昨日藤井五冠が誕生、来期は羽生さんと入れ替わりでA級に上がるだろう。まさに時代の変遷。 しかし、タイトル99期他、永世七冠、最多勝数などまだまだ破られることはないだろう。 森内九段とのインタビューが面白かった。
Posted by
羽生善治がついに永世7冠を達成し、国民栄誉賞受賞が決まったタイミングで企画・刊行された本。 羽生伝説の内実に迫る。 前人未到の記録・記憶にはとにかく驚かされる。 貴重な対談等を収録。 小学生時代の羽生を知る将棋道場席主の話など、天才羽生の少年時代からの軌跡にも、触れることができる...
羽生善治がついに永世7冠を達成し、国民栄誉賞受賞が決まったタイミングで企画・刊行された本。 羽生伝説の内実に迫る。 前人未到の記録・記憶にはとにかく驚かされる。 貴重な対談等を収録。 小学生時代の羽生を知る将棋道場席主の話など、天才羽生の少年時代からの軌跡にも、触れることができる。 事実は小説より奇なり。 これほどのドラマが現実に起きたことに、身震いを禁じ得ない。 羽生さんには今後も将棋界をリードしていってもらいたい。
Posted by
苦労したから将棋が強くなるとも思わない。切り離して考えています。 思考の中の死角は浮かばないものだからよく分かりませんが、もしかしたらすごく美しいところなのかもしれない。 新しい試みがうまくいくことは半分もない。でもやらないと自分の世界が固まってしまう。負けるかもしれないが挑...
苦労したから将棋が強くなるとも思わない。切り離して考えています。 思考の中の死角は浮かばないものだからよく分かりませんが、もしかしたらすごく美しいところなのかもしれない。 新しい試みがうまくいくことは半分もない。でもやらないと自分の世界が固まってしまう。負けるかもしれないが挑戦し続けようと思った。
Posted by
豊島棋聖、おめでとう!羽生竜王、タイトル100、今回届かず残念でした。竜王防衛を期待しています。31年ぶりに8人(7人)の棋士(20代、30代、40代の棋士)が8つ(7つ)のタイトルを分け合う時代を迎えました。竜王、名人、叡王(最近)、王位、王座、棋王、王将、棋聖。羽生善治永世七...
豊島棋聖、おめでとう!羽生竜王、タイトル100、今回届かず残念でした。竜王防衛を期待しています。31年ぶりに8人(7人)の棋士(20代、30代、40代の棋士)が8つ(7つ)のタイトルを分け合う時代を迎えました。竜王、名人、叡王(最近)、王位、王座、棋王、王将、棋聖。羽生善治永世七冠、19歳で竜王、23歳で名人、将棋界に君臨し続けています。ただ、若手の伸びはすさまじく、王位は菅井竜也に、王座は中村太一に、そして棋聖は豊島将之に。ここで、もうひと踏ん張りを期待してるファンの一人です!将棋界の至宝ですね!
Posted by
偉業を成し遂げても、変わらず人柄の良さが感じられ、人としても素晴らしい方。これからも末永いご活躍を応援してます。
Posted by
永世竜王戴冠の後の記者会見は映像で見たので、この本は特に読まなくてもいいかなと思ったけど、読んでよかったです。 森内さんとの対談や、八王子将棋クラブの八木下征男さん、そして故米長邦雄さんが評する羽生さんの人物像は、それぞれが違った価値観を基準に見ているんだけど、そのどれもで羽生...
永世竜王戴冠の後の記者会見は映像で見たので、この本は特に読まなくてもいいかなと思ったけど、読んでよかったです。 森内さんとの対談や、八王子将棋クラブの八木下征男さん、そして故米長邦雄さんが評する羽生さんの人物像は、それぞれが違った価値観を基準に見ているんだけど、そのどれもで羽生さんのすごさが伝わり面白かった。 もちろん、これは羽生さんだけでなく、評価する側の能力も高いからわかることだとは思います。 あと、羽生さんの言葉が15個、羽生語録として載っていたけど、客観性が凄すぎです。なんとなくそうなんだと思ってることでも的確に言葉にできるのがすごい能力だと感じました。ジャンル違うけど、ミスチルの歌詞に出てきそう。
Posted by
遅まきながら、永世七冠獲得および国民栄誉賞の受賞、おめでとうございます! 羽生善治は私と年齢が近いことと、一時期、顔も多少似ていたことから(笑)、昔からとても応援していました。 また、史上初の七冠制覇された日は私の誕生日だったこともあり、大いに親近感が湧いたものです。(笑) ...
遅まきながら、永世七冠獲得および国民栄誉賞の受賞、おめでとうございます! 羽生善治は私と年齢が近いことと、一時期、顔も多少似ていたことから(笑)、昔からとても応援していました。 また、史上初の七冠制覇された日は私の誕生日だったこともあり、大いに親近感が湧いたものです。(笑) 私は神仏の存在を信じてはいませんが、今期の順位戦では名人挑戦のチャンスが無くなったなと思いきや、低確率だったにもかかわらずプレーオフ参加となり、さらに名人への挑戦権を獲得するなど、羽生善治といえば将棋の女神に愛されているとしか思えない数々の強運にも驚きを禁じ得ない存在でもあります。 もちろん本人の並々ならない努力の賜物であるのですが、ほんの一分のチャンスをモノにするということは、本人の好きな言葉という「運命は勇者に微笑む」を地で行っていて、まさに驚嘆に値することですね。 やっぱり神様仏様っているのかな~。(合掌) また今期は年度初めに保持していた三冠の内、王位と王座のタイトルを失冠して羽生善治衰えたりの評価も上がっていたのですが、奥さんのツィッターによれば藤井聡太四段(当時)に敗れたことに発奮し、その後、難敵の渡辺明から竜王を奪取、順位戦プレーオフで若手最強の呼び声高い豊島将之八段に読み切っての踏み込みで勝利するなどまさに「王者の帰還」を感じさせるもので、私も感涙にむせぶ今日この頃です。 このままタイトル通算100期を是非とも名人獲得で飾って欲しいものです! 本書は羽生善治の永世七冠獲得について、対談や記者会見、これまでの羽生善治に関する記事などをサマリーして編集したものになります。 中でも巻頭の森内俊之九段との対談や、故・米長邦雄永世棋聖の羽生善治についての話は興味深いものがありました。 特に森内俊之九段はいわゆる「羽生世代」の一員で、羽生善治の宿命のライバルとして羽生善治に先立ち十八世名人の資格を得ている強者ですが、「羽生世代」というネーミングの通り、これはそれまで牧歌的でともすれば芸能の延長の面もあった棋界に対しあくまでも将棋は論理前提のゲームと割り切り、論理や研究を推し進めた者が勝つ!という今では当然の流れを羽生善治が棋界に持ち込みそれを同年代へも波及させていった結果でもあって、森内九段が言う通り羽生善治のおかげでみんなここまで来れたという言葉に象徴されるように羽生善治は棋界の革命児でもあったわけで、対談ではその片鱗が窺われてとても興味深いものでありました。(あと若い頃の話もあり面白かったです) そして現在、かつては経験を積んだ者が強いと言われた将棋界も、いまでは「羽生世代」を通り越して若手の方に強者が現れることになってしまい、AIの普及とも相俟って戦型やセオリーの流行の変化はとても目まぐるしいものになって、それについていけない者はあっという間に下位に沈んでいく事態となってしまいました。 羽生善治の宿命のライバルであった森内俊之九段や渡辺明棋王の下降ぶりは特に顕著であり、そうした中で、ある意味自分が播いた種が育った中においてもいまだ王者として君臨し続ける羽生善治という存在はもはや神の存在であるかもしれません。 そしてそのモチベーションの高さは、もしかすると底辺がとてつもなく上がった棋界の中において猛烈な勢いで駆け上がってくる藤井聡太六段との新旧王者対決を見据えているせいかもしれませんね。 普通は超一流の棋士ともなると「○○流」だとか「神武以来の天才」「棋界の太陽」などのような二つ名が付くものですが、オールラウンド・プレイヤーである羽生善治にはそういう二つ名は特になく、小学生の頃に大会で勝ちまくって「恐怖の赤ヘル」と呼ばれていたくらいですが、いまだトレードマークの寝ぐせや、勝利を見切った時に手が震えるという症状、対戦相手に無意識で行う「ハブにらみ」、数々の逆転劇の総称である「羽生マジック」という様々なエピソードにもかかわらず、まだ二つ名は付いてはいません。 この27年間というもの、ずっと何かしらのタイトルを保持し続けているため、今期からタイトルとなった叡王戦で他タイトル名を名乗らない決まり故に九段と名乗る以外は、羽生善治九段と呼ばれることもなく、二つ名を付けるのも難しいのかもしれないですね。 もうこうなると、羽生善治に二つ名や段位の呼び方は相応しくないと思えるので、これからはずっと「永世七冠」でいって欲しいものです。 いまだと、永世七冠・羽生善治竜王かな! そして、将棋は日本の伝統文化であることにも違いは無いので、国民栄誉賞のみならず、ぜひ文化勲章と人間国宝も授与されて、前人未到の三冠王になって欲しいですね!! 4月からの名人戦が楽しみ!
Posted by
羽生さんが永世七冠を記念して出版された本。森内さんとの対談や羽生語録、記録の偉大さの検証、八王子の将棋クラブの席主のかたりなどを通して凄い凄い言われる羽生さんの凄さを知ることができた。
Posted by
- 1