バカロレア幸福論 の商品レビュー

坂本尚志(著者)

2024/06/20

ゴルギアス　プラトン
ニコマコス倫理学
エピクロス　教説と手紙
語録　要録　エピ区鳥栖
方法序説　デカルト
デカルト＝エリザベト往復書簡
パンセ　パスカル
エチカ　スピノザ
人間本性論　第３巻　道徳について　ヒューム
孤独な散歩者の夢想
人倫の形而上学　カント　理想者
啓蒙とは何か　カント
道徳形而上学の基礎づけ　光文社
純粋理性批判　光文社
ベンサム　J・Sミル　世界の名著３８
意志と表象としての世界
権力への意志　千曲
幻想の未来／文化への不満　光文社

教養の揺らぎとフランス近代
指導者はこうして育つ　だ377.23Ka77こ
哲学する子どもたち
パカロレア哲学試験は何を評価しているか？　京都大学高等教育研究　18号
反「大学改革」論
『合理性の共同体』の存続のために
共にあることの哲学と現実

2024/04/10

フランスのバカロレアの哲学小論文の書き方を通して物事への考え方を教えてくれる本。
フランスの高校生は、なかなかハードなことをしているなと感心した。

2021/08/12

論理的思考とは何か？日頃のもやもやを言語化して解決に至るにはどうすれば良いのか？を知るためのフランス流「思考の型」を提供してくれる本。

2020/07/02

大学の課題図書として指定箇所(バカロレアの問題を実際に解いているところ以外)のみ読みました。
始めの方でバカロレアについての説明をされていて、バカロレアのことを何もわからない人にとっては簡単な概要を知ることができるので良いと思います。あとはバカロレアの回答の作り方、幸福について述べた哲学者とその考えのまとめ、対話形式によるバカロレアの演習と続いていきます。
わかりやすい文章で個人的にはすらすら読めたので理解しやすかったです。バカロレアを知るとっかかりに丁度良い読みやすさでした。

2019/12/17

キャッチーなバカロレアを餌にして哲学＋論理的思考法・表現法について書かれた本。対話形式など読みやすいよう工夫がなされているが、バカレロレアに対する理解という意味では物足りなかった

2021/01/05

バカロレア入試を題材にして小論文の書き方を教えるとともに幸福についての古典哲学的思考を紹介する、っていうものすごく野心的な本。試みはとてもおもしろい。しかし野心的すぎてふつうの人には読みにくいか。哲学系の人がもつ1回生〜2回生の半期ゼミのテキストにはよいと思う。それ用に作ったのかもしれない。うしろの哲学者の幸福論は同じ分量でももう少し正確に書けるのではないかと思う。