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美術教育の可能性 の商品レビュー

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2023/07/14

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2021/11/26

 自分の研究を小説として執筆し、さらに演劇として上映することを、想像したことがありますか?堅苦しく、難解な研究論文の発表と比べて、どのように違う研究成果や知見が得られるのでしょうか?その答えのヒントは、本書にあるのかもしれません。  本書は、美術教育研究における国際的な研究動向の...

 自分の研究を小説として執筆し、さらに演劇として上映することを、想像したことがありますか?堅苦しく、難解な研究論文の発表と比べて、どのように違う研究成果や知見が得られるのでしょうか?その答えのヒントは、本書にあるのかもしれません。  本書は、美術教育研究における国際的な研究動向の中で注目されている、「Arts-Based Research」(以下:ABR)という方法論の理論と実践を紹介しています。ABRは、芸術制作の特性を研究に用いることによって、従来の統計的な、量的分析による研究とは異なる知の創出を目指す研究方法論です。本書の前半では、美術教育の特殊性を踏まえ、ABRを「芸術的省察」と捉えながら解説しています。後半では、ABRを使った研究実践例が掲載されています。  アートには、美術、音楽、演劇、小説、映画などの様々な表現形式が含まれており、ABRは、美術教育だけでなく、社会学などの分野でも応用されています。本書は、美術教育の新たな動向を知りたい方のみならず、他分野の方にとっても、ぜひおすすめしたい一冊です。 (ラーニング・アドバイザー/芸術 LIAO) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/3657923

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