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世界最先端のマーケティング の商品レビュー

3.8

29件のお客様レビュー

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2020/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マーケティングについての知識を深めたく読んでみた。 今までも多く語られてはいたが、改めてAmazonという会社の絶大なる影響力とそこからもたらされる変化について確認することができた。 今のご時世この会社なくしてはマーケティングを語ることはできないとすら感じた。 顧客とのすべての接点にいかに関わり、店での関係でなく線でいかに機会を創造していくかが、これからの時代において必須の要素だと考えられる。 「店舗」重視から「顧客」重視へ、というのは本書とは関係ないが、デザイン思考にも通ずる点であり、これからの社会においてはマーケティングにおいてもそういった思考を持った人材がより重宝されるようになっていくのだろう。 また、いくつか記憶に残った言葉があるので記しておく。 ・顧客との繋がりさえあれば、店舗ですべての買い物行動を完結させる必要はない ・顧客が求めてるのは、鉄道という手段ではない。輸送や移動という価値である。(マーケティング近視眼より) ・Fファクター(フレンド、ファミリー、Facebookファン、Twitterファン)

Posted byブクログ

2020/01/12

オフライン⇔オンラインへのシフトを上手くすることがビジネス拡大に向けてキーワードになっていると感じた。 特にAmazon。 Amazonが展開するサービスはどれもこれも関心するものばかりだった。 Amazonがリアル店舗を持つ目的を知ることで、本質を見ようとする考え方が身につ...

オフライン⇔オンラインへのシフトを上手くすることがビジネス拡大に向けてキーワードになっていると感じた。 特にAmazon。 Amazonが展開するサービスはどれもこれも関心するものばかりだった。 Amazonがリアル店舗を持つ目的を知ることで、本質を見ようとする考え方が身についたので、エンジニアにこの本を読んで欲しい。 マーケティングの面白さに気づくことができる1冊。

Posted byブクログ

2020/01/10

2018年2月に発行なので、1年半経過してから読んだが前半はOMOの時代へと言われる中でチャネルシフトの話は少し前に感じた。各企業はまだこの段階だと思うが考え方としては古く感じたので時代の流れの速さなのだろう。 良品計画の話以降は面白かった。 muji passportは顧客の...

2018年2月に発行なので、1年半経過してから読んだが前半はOMOの時代へと言われる中でチャネルシフトの話は少し前に感じた。各企業はまだこの段階だと思うが考え方としては古く感じたので時代の流れの速さなのだろう。 良品計画の話以降は面白かった。 muji passportは顧客のつながりを可視化するために生まれたがその前には失敗もあり、カレンダーやノートなど競争力のないアプリで失敗したり、家のAR?アプリで一時的につながりがなく顧客の課題解決につながらないアプリで失敗してからのアプリだった。 顧客の行動データをとっても対話がうまれなければ意味がないので、アプリ内での完結が必須だった。 チャネルを顧客とのつながりをつくる場に変えるには顧客を知るだけではつながりは生まれない。メリットがなければ情報を提供してくれない。他者たは違う自分だけの提案を期待するからこそパーソナルな情報を提供してくれる。これは情報銀行の課題と一緒。 選択、購入、使用それぞれのデータをどうとり活用するかが求められている。 Muji passportをみると購入導線というよりかは、毎週の店舗発信情報などsns的な使い方がメインなので対話を重視しているのだと思った。 メモ ・店舗を軸としたKPIはもはや適切ではない。店舗を軸とした統制を行っているのであれば、全店舗売上の総和が企業の業績になる。しかし、顧客を軸とするならば、企業の業績とは全顧客売上の総和になる。つまり極論すれば、店舗ではなく個客の売上を追求することがKPIになる。単なる平均顧客単価ではなく、個客に対する提案につなげることが大事。顧客1人ひとりのニーズをすべて把握し、優良顧客を把握してオファーをだし、その商品の使用状況や満足度までを把握することは容易ではない。だからこそ、顧客の行動データをいかにオンラインで把握し、業務をデジタル化するかという視点が重要になってくる。

Posted byブクログ

2019/12/19

#読書記録 #読了メモ #世界最先端のマーケティング 企業がO2O対策に取り組んだ時代は現在OMO(Online Marges With Offline)に入ったと言われているが具体的には何が変わるのか?従来は「売り場」という視点での話が主役だったが「個客」という視点で捉え直すと...

#読書記録 #読了メモ #世界最先端のマーケティング 企業がO2O対策に取り組んだ時代は現在OMO(Online Marges With Offline)に入ったと言われているが具体的には何が変わるのか?従来は「売り場」という視点での話が主役だったが「個客」という視点で捉え直すという大きな違いがあると思う。同著書の中でも選択→購入→使用という各フェーズにおいて消費者はオンラインとオフラインを行き来することを前提にその考え方と取り組みが進む企業の事例が紹介されている。これまで通りの売り場としてのオンラインやオフラインかという物事の考え方は担当者というよりも、企業として考えていくべきことであり、そのタイミングはもう待った無しという状況にあることを認識させてくれた読みやすい逸品でした。#ツゲ読書 #柘レビュー ★★★★★ #ビジネス書好きな人と繋がりたい #読書好きな人と繋がりたい

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2019/08/23

2019.08.23 とっても面白かった。流通の本ではなく、プレイスを起点に関係を構築しマーケティングをシフトするという、どちらかといえばマーケティング論である。タイトル通り、新しく面白い考えが満載。

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2019/08/22

オムニチャネルについて単なるマルチチャネル、クロスチャネルとどう異なるか実例豊富に解説されておりわかりやすかった。「顧客とのつながりは『顧客からのデータ提供』と『企業からの提案』という対話によって強くなる」に納得。自社の取り組みにも活かしたい。

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2019/07/22

マーケティング初級者だけれど、マーケティングを真剣に考えている人は読んでいい良書。久しぶりに買った。

Posted byブクログ

2019/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オンラインでの購入が広がる中、オフラインチャネル展開をしている既存企業はオンラインを一チャネルとして捉えることに危惧する筆者。オムニチャネルという言葉を具体的な行動に移すためのフレームワークが大きく3つ紹介されている。 ・チャネルシフト 購入、選択をオンライン、オフラインで分けたマトリックスで分析。例 ニトリの店舗をショールーム化(オンラインで商品を選んで、実店舗で確認し購入する) ・カスタマータイム 選択→購入→使用をオンライン、オフライン両方の空間から攻める。このフレームワークにより、部署間を横断したカスタマージャーニーを設計できる。 ・エンゲージメント4p 場所→エンゲージメント→(広告、値段、製品) プラットフォームで得た可視化された情報によって広告方法や値段などを決める。プラットフォームを作る上では競争力、顧客の課題解決、対話が生まれること、顧客の管理コストを下げるなどが必要。

Posted byブクログ

2019/06/20

購入/意思決定とオフライン/オンラインの2軸でマーケティング戦略を説く。適度なボリュームで読みやすい。社内での説得用には使いやすそうだが、いざ結果を求める段階に入れば、さらなる知見を要する気がする。

Posted byブクログ

2019/04/02

マーケティングへの考え方を改めて考えるきっかけになる。 ステレオタイプな考え方の企業は淘汰されていくと感じる。 オンライン×オフラインの1番のミソは、購買に至るまでの行動が可視化できることと再認識した。

Posted byブクログ