インド・シフト の商品レビュー
この本のタイトルであるインドシフトとは、「インドにグローバル戦略拠点や研究開発拠点を置き、社内のトップ人材や資金といったリソースを徹底的に投入する。そして、インドの高度IT人材とともに、インドから世界的イノベーションを生み出していくこと」。 中国を凌ぐ、毎年理工系100万人(日...
この本のタイトルであるインドシフトとは、「インドにグローバル戦略拠点や研究開発拠点を置き、社内のトップ人材や資金といったリソースを徹底的に投入する。そして、インドの高度IT人材とともに、インドから世界的イノベーションを生み出していくこと」。 中国を凌ぐ、毎年理工系100万人(日本は10万人)の人材を供給し、最大のITサービス会社はTCS 従業員 38万人 毎年新卒数万人採用という需要もある。なんとすごい数! この分厚いIT人材層とどう向き合うかがこれから重要なのは頷けます。 最後に、「日印連携には、日本の技術、経験や知識を持ちながらも改革意欲のある日本のトップ人材が現地の技術者とチームを作り、現地で新たなものを作る覚悟が必要」。 こんな人達と仕事をしたいとワクワクできる本でした。
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マーケットやオフショアではなく開発拠点をインドに置く。自分もインド=オフショアで認識が止まっていたのでシリコンバレーを凌ぐスピードで進化するインドのITの実態を知って驚いた。インフラ未整備などの制約がリバース・イノベーションを起こしたというのも面白い。バンガロール行ってみよう。...
マーケットやオフショアではなく開発拠点をインドに置く。自分もインド=オフショアで認識が止まっていたのでシリコンバレーを凌ぐスピードで進化するインドのITの実態を知って驚いた。インフラ未整備などの制約がリバース・イノベーションを起こしたというのも面白い。バンガロール行ってみよう。
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【巨大IT】 ハードが重要、ハード面が悪いといいものができない、ものづくりはすべての基本。 日本はものづくりが得意なため、そのような発想になりますが、今やソフト市場の方が大きく、複雑です。しかし、日本はソフト面を軽視し、ソフト市場も軽視しています。 アップルはハードとソフトを...
【巨大IT】 ハードが重要、ハード面が悪いといいものができない、ものづくりはすべての基本。 日本はものづくりが得意なため、そのような発想になりますが、今やソフト市場の方が大きく、複雑です。しかし、日本はソフト面を軽視し、ソフト市場も軽視しています。 アップルはハードとソフトを両立しており、質のいいものを世の中に送り出しているように感じますが、アップルはソフト面で遅れをとっていると感じているようです。それぐらいソフト市場は重要ということです。 日本製で世界に通用するソフトと聞かれても、すぐには思いつきません。ハードやゲームソフトならたくさん思いつくのですが、、、 また、ソフト開発技術者の地位を上げる必要がありますが、会社に所属して地位を上げるのはむずかしいです。会社はハード開発にお金をかけていますから、そちらの方が重要なのです。 ただ、ハードをつくる会社を立ち上げることは、ハードルが高いですが、ソフトをつくる会社を立ち上げるのはハードルが低いです。 会社を立ち上げ成功する。そうすれば、世間の地位は高くなります。 また、失敗してもリスクは小さいです。
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「インドは中国とはまったく異なる発展をすると思う。なぜなら、今までに例がない、最先端IT技術を持った新興国であるからである」 インドのバンガロールがシリコンバレーを抜いていたとは。インド人に馴染みはないけれど、今すぐインドに目を向けないことには日本は置いて行かれる。いや、既に蚊...
「インドは中国とはまったく異なる発展をすると思う。なぜなら、今までに例がない、最先端IT技術を持った新興国であるからである」 インドのバンガロールがシリコンバレーを抜いていたとは。インド人に馴染みはないけれど、今すぐインドに目を向けないことには日本は置いて行かれる。いや、既に蚊帳の外であることがヒシヒシと伝わってきた。 2018.04.25読了
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