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完パケ! の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2018/10/17

★学生選書ツアー2018選書図書★ 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/217692

Posted byブクログ

2018/10/14

経営難の映像大でコンペを経て卒業制作の監督とプロデューサーになった映画監督志望の男子学生二人がカンヌを目指す。スタッフもキャストも登場するけれど極自然に二人に集中線が集まるよう。恵まれた北川と切実な安原が互いを羨ましく思いながらも皆で協力し一本の映画を作り上げる様子が苦しさもある...

経営難の映像大でコンペを経て卒業制作の監督とプロデューサーになった映画監督志望の男子学生二人がカンヌを目指す。スタッフもキャストも登場するけれど極自然に二人に集中線が集まるよう。恵まれた北川と切実な安原が互いを羨ましく思いながらも皆で協力し一本の映画を作り上げる様子が苦しさもあるのに爽やかで眩しい。

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2018/09/29

完パケって、作者の造語かと思ったら、実際に使われてる言葉だった。撮った映像を編集して、放映できる状態にすることみたい。 映像大学の生徒が、卒業制作で映画を作る話。人付き合いが上手く、何でもテキパキとこなせる北川と、不器用で口下手な安原。北川は安原の「切実さ」が羨ましくて、そんな自...

完パケって、作者の造語かと思ったら、実際に使われてる言葉だった。撮った映像を編集して、放映できる状態にすることみたい。 映像大学の生徒が、卒業制作で映画を作る話。人付き合いが上手く、何でもテキパキとこなせる北川と、不器用で口下手な安原。北川は安原の「切実さ」が羨ましくて、そんな自分を嫌悪しつつも、安原の映画のプロデューサーを務める。あぁ、青春だ!眩しいなぁ!お母さんが出てくるシーンでは泣いてしまった。いつか、カンヌに行けますように!

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2018/09/25

「風に恋う」で額賀ファンになったかも!! 次に手に取ったのがこの本でした。  そして、キネマトグラフィカ(古内一絵著)の次に読むのも何かの縁かもしれません。  さてさて、青春真っ最中の学園物語・・・ 情熱があふれ猪突猛進である。  【本文より】  安原の掛け声と共にビジョン...

「風に恋う」で額賀ファンになったかも!! 次に手に取ったのがこの本でした。  そして、キネマトグラフィカ(古内一絵著)の次に読むのも何かの縁かもしれません。  さてさて、青春真っ最中の学園物語・・・ 情熱があふれ猪突猛進である。  【本文より】  安原の掛け声と共にビジョンの画面に映った入田琴葉は呼吸を止めた。画面の中野入田琴葉は僕より年下には見えなかった。でも、年上の大人っぽさがあるわけでもない。  わからないのだ。わからなくなってしまったのだ。  雨の中、突然現れた、ミステリアスな奈々という女性を見事にその身で表現してくれた。    

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2018/06/25

学生の卒業制作で映画を撮る.その過程でのそれぞれの事情が絡まり交差し葛藤を抱えながら仕上がって行く様子が,こうなるのだろうと分かっていながら面白かった.すっかり映画を1本見た様な気になった.

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2018/06/25

映像大学で学ぶ性格も育った環境も全く違う北川と安原。 2人を中心に卒業制作に挑む大学生達の青春物語。 ただ爽やかな青春ストーリーというものではなく、それぞれの持つ嫉妬やコンプレックスが根底にあるため、ヒリヒリとした痛みを感じる作品でした。 安原の故郷に向かうところから、完パケ...

映像大学で学ぶ性格も育った環境も全く違う北川と安原。 2人を中心に卒業制作に挑む大学生達の青春物語。 ただ爽やかな青春ストーリーというものではなく、それぞれの持つ嫉妬やコンプレックスが根底にあるため、ヒリヒリとした痛みを感じる作品でした。 安原の故郷に向かうところから、完パケまでの疾走感は、息付く暇のないもの。 読みながら息苦しさすら感じました。 いつかカンヌへ。 2人のこれからを応援したいと思います。

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2018/06/24

映画を撮る大学生のお話。映画を撮る対照的な2人の、お互いがお互いを羨んだり認めたりしているのがいい。主演男優もいい味だ。読み終えた時、やりきった気持ちになる。 2018/6/23

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2018/06/21

恋愛を介在させない青春ものを書かせたら右に出るものがいない額賀澪。 今回は斜陽の美術大学の映像科を舞台に熱い熱い青春が炸裂します。 表紙を見ると物わかりのいいライトな学園ものと思いますが、とんでもなく熱量の高い物語で、芸術に頭から突っ込んで頭が抜けなくなるような、ある意味狂気を帯...

恋愛を介在させない青春ものを書かせたら右に出るものがいない額賀澪。 今回は斜陽の美術大学の映像科を舞台に熱い熱い青春が炸裂します。 表紙を見ると物わかりのいいライトな学園ものと思いますが、とんでもなく熱量の高い物語で、芸術に頭から突っ込んで頭が抜けなくなるような、ある意味狂気を帯びた切迫が感じられる主人公で、この物語の後も一生映画に憑りつかれて生きていくんだろうなと思わせるパワーが有ります。 人生の全体で見ると10代から20代って本当に一瞬ですね。この年になるとそれをしみじみ思います。のんべんだらりと流して来てしまった自分を思い返すと、もっと主体的にガンガン動くべきだったと後悔したりします。

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2018/05/13

今までの額賀さんの作品の中でいちばん面白かったかも。 表紙のイラストの効果もあるけど、 キャラが立っててイメージしやすかった。 北川と父の関係性が特に好きだったな! 終盤やラストで上手く行き過ぎない辺りがちょうど良い。 結果はどうであれ、やり切ったという事実が大事なんだなと思え...

今までの額賀さんの作品の中でいちばん面白かったかも。 表紙のイラストの効果もあるけど、 キャラが立っててイメージしやすかった。 北川と父の関係性が特に好きだったな! 終盤やラストで上手く行き過ぎない辺りがちょうど良い。 結果はどうであれ、やり切ったという事実が大事なんだなと思える、前向きな終わり方が良い読後感となった。

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2018/04/28

まさに青春でした。 青春というと、部活とかの話の印象が個人的に強いのですが、これは、将来を見据え、卒業制作である1本の「映画」を作っていく中で、様々な悩みや葛藤を抱えて、気持ちをぶつけ合っていく。 大学生たちの未来をかけた青春の物語、面白かったです。 しかし、これはこれでいいの...

まさに青春でした。 青春というと、部活とかの話の印象が個人的に強いのですが、これは、将来を見据え、卒業制作である1本の「映画」を作っていく中で、様々な悩みや葛藤を抱えて、気持ちをぶつけ合っていく。 大学生たちの未来をかけた青春の物語、面白かったです。 しかし、これはこれでいいのかもしれませんが、最後が裏切られたような気がしたので星は3です。

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