レッドリスト の商品レビュー

安生正(著者)

2024/07/09

・登場人物が多過ぎる。
・東京の土地勘無いと詳細な状況を空想できない。
・自衛隊車両の型式もよく分からず。
・読む後半に連れてパンデミックから解決に向かうところは面白い。

2023/10/23

謎の感染症から始まり、次々起こる事件。
何が起こっているか分からない登場人物のパニックがうまく表現されている。
現実感はそこまでないかも。
また、所々であまり必要なさそうな専門用語の説明が入り、そのたびに流れがちょっと途切れることが気になった。

2018/10/02

はじめはよくあるパンデミックものかと思った。次はヒルとの闘い、いやネズミとの闘い、最終的にはコウモリと人類の絶滅あっけた闘い。何度も予測を裏切られて、読者をあきさせない！　細かい設定の無理は安生ワールド全開ということで。

2018/07/19

大寒波に襲われた東京で、原因不明の感染症が発生する。他にも、多数の行方不明者、切断された死体、ヒルに襲われて死亡する女性など、不可解な出来事が。これらに関連性はあるのか、そして被害は食い止められるのか？厚生労働省の降旗は、感染研究所の都築博士らとともに原因を探り、思い切った手段をとるが・・・
ここ最近の異常気象を考えると、ここまで急ではなくても、思いもよらない進化（変化）を遂げる可能性はあるのだろう。しかし、東京でこれほどの異常事態となったら、世界には周知されるはずだが。

2018/06/23

大寒波に襲われた東京を舞台にしたパニックサスペンス。謎の感染症に人を襲う凶悪生物、地下鉄での猟奇殺人等々これでもかこれでもかとばかりに襲い来る脅威にはひたすら戦慄するばかり。なぜこんな立て続けに災厄が降りかかるのか、と思いきや、それらにはすべて関連性が見えてくるのだけれど。それでもこれは……あんまりだ！
進化論を絡め、人類に警鐘を鳴らすような物語には絶句させられましたが。たしかに近頃の異常気象の多さや事件の多さを思うにつけ、まったくの絵空事ではないのかも、という気にもさせられます。だけどこれは嫌だ、あまりに怖すぎる！！！

2018/05/31

都会の真ん中で、パンデミックの発生。
なすすべもなく、死者が拡大していきます。
ネズミとヒルの大発生の裏には、不気味に進化した動物が・・・。
進化を進めるマッドサイエンティスト。
神に選ばれるのは、人間か、はたまた・・・。
目まぐるしく展開するストーリーに、ハラハラドキドキし、一気読みしました。

2018/05/30

ヒッチコックの「鳥」の現代版と言え、そこにミステリーの要素を上手く加味された良作だと思う。ストーリー上、描写はエグいがリアル感があるので個人的には良かったと思う。エンディングは突拍子も無いかなと思ったが全く無いとは言えないかもしれない。ダーウィンの進化論真面目に読んでみようかな。

2018/05/14

『生存者0』を先に読んでいて二冊目がこれだったので、またこのパターンかぁ、という感じの展開とラスト。もう読まない…かな…。

2018/04/13

原因不明の感染症、地下での変死、ヒル、ネズミ、不気味な生物の動き、そして突然変異した蝙蝠と人間の生存競争…。あまりにも非現実的な展開、ご都合主義の終末と、突っ込みどころは満載だけど、パニック感、クライシス感は堪能できたし主人公の官僚の成長に拍手。と思っていたら大団円も束の間、最後の10行が人類を襲う苦難を予感させる。

2018/04/07

六本木の樹にヒルがうようよってやだなーと思ってから、六本木ヒルズと聞くとムズムズしてしまう。
主人公が好きになれない。