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人口減少時代の都市 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2023/05/28

現在の日本の多くの都市で課題となっている都市経営に関する論点、意見を公平に取り扱った良書。 実現は難しく先は長くとも書かれた内容を意識して世の中を眺める事は大変有意義と感じる。

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2021/04/04

行政、都市計画からみた人口減少時代の自治体経営。民間企業の視点とともに、こちらの視点からも一読しておくのによい。ソフト面からのみで語られがちなコミュニティやまちづくりにハードや規制、税収の観点を入れてくれているのもありがたい。 あと、学者の方がこういう主張をしてくれていることは...

行政、都市計画からみた人口減少時代の自治体経営。民間企業の視点とともに、こちらの視点からも一読しておくのによい。ソフト面からのみで語られがちなコミュニティやまちづくりにハードや規制、税収の観点を入れてくれているのもありがたい。 あと、学者の方がこういう主張をしてくれていることは心強い。

Posted byブクログ

2021/03/26

 人口問題については、とにかくその問題は総論で終わりにして具体的な問題については、人口問題はないものとしているのが一般的だ。  スマートシティなんていう問題についても、結局ことごとく箱物を作って第三セクターは破綻するという実例ばっかりなのだから救い難い。夢のような話でなく、地味だ...

 人口問題については、とにかくその問題は総論で終わりにして具体的な問題については、人口問題はないものとしているのが一般的だ。  スマートシティなんていう問題についても、結局ことごとく箱物を作って第三セクターは破綻するという実例ばっかりなのだから救い難い。夢のような話でなく、地味だけど、現実を見ているのがよかった。

Posted byブクログ

2020/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前、探究活動で「地域活性化」をテーマにいた生徒がいたので、こちらも少し調べておこうと思って購入した本です。ずいぶんと積ん読していました。 人口減少時代の都市は従前のように経済発展を前提としていてはもはや持続させることができません。税収減によるインフラの維持の困難や空き家問題など、さまざまな問題が生じます。しかし筆者はこの危機をチャンスととらえ、都市自身がエネルギー事業や鉄道事業など公益性の高い事業を自ら手がけることで財源を確保し、その収益を住民の福祉に役立てることや、緑地公園の整備など自然資本への投資を通して都市の魅力・価値を高めること、住民自治の涵養によりボトムアップ型の都市経営を目指すことなどを提言しています。 平易な文章で読みやすいため、特に将来は地元での就職を考えている高校生にも読んでもらいたい一冊です。

Posted byブクログ

2020/05/04

シュタットベルケについて、詳しく書いてあるかなあ、と期待して購読。 あまりかいてなかった。 ・成熟都市へ向けて、社会資本、自然資本、人的資本、社会関係資本に投資すべき。

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2020/01/16

読書会の課題図書。 都市経営の在り方について戦前から現代までのさまざまな事例を紹介。 公共施設やインフラの老朽化、郊外の空き家問題、駅前を中心としたまちづくりなどの課題にどう取り組むべきか。 自分たちの住む自治体がどのようなまちづくり計画を立てているか調べるとより理解が深まると思...

読書会の課題図書。 都市経営の在り方について戦前から現代までのさまざまな事例を紹介。 公共施設やインフラの老朽化、郊外の空き家問題、駅前を中心としたまちづくりなどの課題にどう取り組むべきか。 自分たちの住む自治体がどのようなまちづくり計画を立てているか調べるとより理解が深まると思います。

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2018/12/25

人口減少時代を迎え、都市はどのようなまちづくりを行うべきかを述べた本。都市が自前でエネルギー政策を実施し、その収益で社会政策を進めるシュタットベルケという手法を紹介された。資源がない日本で、原子力の使用も見込めず、自由化されたとはいえ東北電力などの大手がエネルギーを牛耳っている状...

人口減少時代を迎え、都市はどのようなまちづくりを行うべきかを述べた本。都市が自前でエネルギー政策を実施し、その収益で社会政策を進めるシュタットベルケという手法を紹介された。資源がない日本で、原子力の使用も見込めず、自由化されたとはいえ東北電力などの大手がエネルギーを牛耳っている状況の中、自治体が独自にエネルギー政策を進めるのは非常に難しく現実的ではないように思う。ただ、手段はいろいろあるとはいえ、なんらかの形で自治体が稼ぐ手法を身につけなければならないことは事実だと思う。住民の意識を高め自律を促すことは、大きな都市であればあるほど難しい。ただでさえ仕事で手一杯な状況である。働き方改革を進め、住民として地域の問題に向き合う時間と余裕を持つことも大切だと思う。問題が山積みだと思うが、余裕を持ち、波を乗りこなすことが大切かな。チャンスと捉え、適応すること。そのためには、やはりまずは一人ひとりが心の余裕を取り戻すことにあると思う。もう少し、手を抜いて、ゆっくり考えて、ギスギスしないで物事に取り組むことができれば、少しずついい方向に進むんじゃないかなぁと思う。

Posted byブクログ

2018/10/28

【ノート】 ・エネルギー事業の自治体運営による自治体の独自財源の確保と域内での還流。 ・しっかりした内容だと思った。つまり、あまり浮ついていない。フライブルクがモデルとして出ていた。

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2018/07/30

人口減少だとか社会の変化には興味があるので。 人口減少都市の将来 成長型都市経営から成熟型都市経営へ 成熟型都市経営への戦略 持続可能な都市へ 社会関係資本、人的資本、社会資本。 所有と利用の分離 縮退都市 都市公社

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2018/05/30

公共インフラの維持・更新、空き家の急増……。今後直面する危機をチャンスととらえ、住みよい都市を実現する都市経営のあり方を提言

Posted byブクログ