職場のハラスメント の商品レビュー
年を重ねるごとに 複雑な内容になっている 原因探し 現状を調べても 対応することは難しいのではないか 多くの実例を 知って 対策を考えるために 本書が役立つと思う ハラスメント対策の10か条
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【289冊目】自分が職場でハラスメント被害に遭っているという自覚から手に取った本。自分はモラハラに遭ったのではないかと思っているけど、モラハラって説明しづらいよなーと思い、適切な説明を探したけど、うーん。しっくりこず。フランスでの法律上の定義が載っているけど、どちらかというと、モ...
【289冊目】自分が職場でハラスメント被害に遭っているという自覚から手に取った本。自分はモラハラに遭ったのではないかと思っているけど、モラハラって説明しづらいよなーと思い、適切な説明を探したけど、うーん。しっくりこず。フランスでの法律上の定義が載っているけど、どちらかというと、モラハラの実例を紹介してほしかったなぁ。その方が演繹的に考えられるというか。 とはいえ、いくつか学びも。 ◯ 昔は「いじめ」と呼ばれていた現象であるが、語感から労働者個人の問題だととらえられかねない。社会的・組織的に解決を図るべき経営課題であるとの認識を広めるためにも「ハラスメント」と呼ぶことに。 ◯ セクハラ、パワハラ、マタハラ…などと分けて法規制している日本の現状は好ましくない。セクハラ被害を申告することを躊躇し、他のハラスメントであるとして虚偽申告されることもある。包括的なハラスメント規制法を。 ◯ 加害者の意図は重要ではない。被害者の受け止め方に基準を置くこと。ハラスメント発生の有無を、加害者に委ねてしまうことは良くない。 とはいえ、誤ってハラスメントだと認識されたケースや、悪意をもった虚偽申告の問題などもきちんと論じなければ、包括的なハラスメント論とは言えないだろう。経営者は、ハラスメントを裁く裁判官の役目を率先して買って出たいとは思わないだろうけど、その1番の理由は「誤審」じゃないだろうかと思うので。
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職場のハラスメント、なぜ起こり、どう対処すべきか。大和田敢太先生の著書。職場でのハラスメント、パワハラ、セクハラ、モラハラを防ぐには、全員がパワハラ、セクハラ、モラハラに対する知識や理解を高めることが一番の近道。パワハラ、セクハラ、モラハラについての研修を義務付けることが大切だと...
職場のハラスメント、なぜ起こり、どう対処すべきか。大和田敢太先生の著書。職場でのハラスメント、パワハラ、セクハラ、モラハラを防ぐには、全員がパワハラ、セクハラ、モラハラに対する知識や理解を高めることが一番の近道。パワハラ、セクハラ、モラハラについての研修を義務付けることが大切だと思う。
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職場を蝕むハラスメントの実態は? 有効な対策は? 規制先進国の法整備に通じ、日本での現状を知る著者が具体的にアドバイス
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被害者の視点というか,「ハラスメントだ」と認知して良いのか分からない人が多々というのは本当にそのとおりだと思う。
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日本にはハラスメント全般の法的規制と救済制度が存在しないという点、企業組織の構造問題と指摘し、経営課題として取り上げた一冊。他国の具体的な中身に踏み込んだ事例(例 具体的な事件では2カ月に4回の行為がハラスメント)は実効性のある規制を目的としており、分かりやすい。
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