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経済数学入門の入門 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2023/11/02

分かりやすく読みやすく、かつ経済分野での数学の使われ方をざっくり知るのにちょうど良かった。これまで通信や信号処理、AI、最適化で触れてきた数学にも広く接しつつ、それらでは扱われなかった高度な数学も使われていることが興味深かった。

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2023/06/28

夜寝られない時用に神保町で買った本です。期待した以上に読みやすく、興味深い内容で、実はあまり役に立たんなー、とぼやきつつ、途中で寝落ち。作戦通り(笑) 最後まで読んで、改めて感想書きます。

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2020/08/07

経済学で使われる数学についての入門書です。 著者は「はじめに」で、「本書は、通常の「経済数学入門」ではなくて、「読者が経済数学に入門する気になる勧誘広告」みたいな本」だと述べています。数式が登場するのは、ほぼすべてコラムの囲み記事だけにほぼ限定されており、本文は縦書きの文章で説...

経済学で使われる数学についての入門書です。 著者は「はじめに」で、「本書は、通常の「経済数学入門」ではなくて、「読者が経済数学に入門する気になる勧誘広告」みたいな本」だと述べています。数式が登場するのは、ほぼすべてコラムの囲み記事だけにほぼ限定されており、本文は縦書きの文章で説明がなされています。 本書のねらいは、経済数学を学ぶことではなく、経済数学を学ぶことへと読者をさそうといってよいのでしょう。経済学を学ぼうとしている読者で、数学を前にして躊躇しているひとの苦手意識を引き下げることに焦点をあてるという著者のもくろみは、おもしろいと思いました。ただ、いくつかの数学的な概念について直感的な説明をおこなうことが、「経済数学入門の入門」というタイトルの本にふさわしいのかということについては、ちょっと疑問も感じます。

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2020/06/27

経済学の中でどのように数学が使われているのか、どのような数学を学んでいく必要があるのかのガイドブック。数学の中身にはそこまで突っ込まないけど、イメージを掴むことが出来ると思う。自分が大学入った頃にこういう本があったら良かったなと思う。個人的には、動的計画法をもう一度しっかりやり直...

経済学の中でどのように数学が使われているのか、どのような数学を学んでいく必要があるのかのガイドブック。数学の中身にはそこまで突っ込まないけど、イメージを掴むことが出来ると思う。自分が大学入った頃にこういう本があったら良かったなと思う。個人的には、動的計画法をもう一度しっかりやり直したい。あとは、本書の対象外だけど、数値計算。

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2020/05/29

長沼伸一郎さんの「経済数学の直感的方法」を読んでおけば、この本に出てくるラグランジュの未定乗数法、オイラー方程式などの意味はわかる。

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2019/03/11

経済数学を数学者、経済学者のエピソードとともに直感的に大局的に理解を得られるよう面白おかしく書かれた入門書。学ぶやる気にさせる本。筆者は文章がうまいと思う。 経済学の数学に様々な数学者の定理などが応用されている様は興味深く面白い。

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2018/10/19

経済数学の世界を垣間見せてくれる。昔読んだ経済学の本では需要供給曲線ぐらいしか知らなかったが、現在の経済学には数学の知識が必須なんだな。

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2018/06/17

本当にわかりやすいかどうかは何とも言えないところもあるが、確かにユニークな観点で経済数学を取り上げているのは確かである。 数学を学びたいと思わせる気持ちは喚起させられる。 この辺りのテクニックは見習わないといけないな。

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2018/06/12

理論分析と実証分析。計量経済学。経済データの整備で主流は実証分析にシフトした。 クールノー「数学的原理」 サミュエルソン「経済分析の基礎」新古典派的総合 デルタ・イプシロン論法。 限界便益=価格になったとき、無差別となる。 一階の条件=最大または最小。 二階の条件=二階微分が...

理論分析と実証分析。計量経済学。経済データの整備で主流は実証分析にシフトした。 クールノー「数学的原理」 サミュエルソン「経済分析の基礎」新古典派的総合 デルタ・イプシロン論法。 限界便益=価格になったとき、無差別となる。 一階の条件=最大または最小。 二階の条件=二階微分が負なら極大を示す。 テイラー展開=高次の多項式を近似で二次関数で置き換える。 効用関数=コブダクラス型効用関数、代替弾力性一定型効用関数、レオンティエフ型効用関数。便益関数と同じ。 限界効用は偏微分を使う。 多変数関数の最大化。予算制約の中で。ほとんどの問題は制約付き最適化問題。ラグランジュの未定乗数決定法を使う。 効用関数+λ×(所得ー支出額) 一般均衡=n種類の財と供給量と需要の関係を表す 生産の3要素=技術水準、労働投入量、資本。 資本はお金ではなく社会資本。貯蓄が資本に回って社会的資本が増大する。 ソローの成長モデル=差分方程式で表す。 ソローモデルで漸化式で、いつかは定常状態になる。 最適成長論=ソローモデルで貯蓄率をどうきめるか。 最適停問題=ギャンブルからいつ降りるか、という確率理論。 ベルマン方程式=関数方程式=両辺に未知の変数を含むもの。適当な初期値を設定して計算機で繰り返し代入して計算する。 尾山大輔・安田洋祐著「改訂版経済学で出る数学 高校数学からキチンと攻める」 ACチャン「現代経済学の数学基礎」 西村和夫著「ミクロ経済学」

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2018/06/05

タイトル通り経済数学の超入門書。経済学の本を読む時に数式が出てくるとついつい飛ばしがちでしたが、"入門の入門"という言葉に惹かれ淡い期待を抱きつつ臨んだものの、やはり難しかったというのが第一印象です。そもそも文系なのですが志望校の2次試験で数学があって微分はそ...

タイトル通り経済数学の超入門書。経済学の本を読む時に数式が出てくるとついつい飛ばしがちでしたが、"入門の入門"という言葉に惹かれ淡い期待を抱きつつ臨んだものの、やはり難しかったというのが第一印象です。そもそも文系なのですが志望校の2次試験で数学があって微分はそれなりにやったし私大の選択科目はだいたい数学を選んだし、大学でも般教の中でも法学部ではマイナーな数学を履修したくらいなのですが、やはりブランクは大きかったですね。むしろ、それぞれの「ボックス」にある説明をもっと丁寧に細かくされた方が良かったかもしれないので、巻末の読書案内でチャレンジしてみます。ただ、経済学の中でもどういう目的でどういう計算をするのか手続のイメージはしやすく工夫されているので、これから広く計量経済学を極めようとする学生さんの手引きとしてはよいかなと思います。

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