桜の実の熟する時 の商品レビュー
実物ありのモデル小説。明治・大正にはよく見られる作風か。若い主人公が自我に目覚める青年期にいろいろな人と接する事で何が自分にとって正なのか模索する。アイデンティティ確立についには旅に出るが暗さはなく希望を感じる。2022.10.26
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主人公はなかなか好きになれなかったけど、明治期の学生の雰囲気が進歩的なイメージの西洋の思想や、新しいものとしてのキリスト教の雰囲気と混ざりあって作品内に充満していて、そういう浪漫的な感覚がとても懐かしい感じがした。
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