知的ヒントの見つけ方 の商品レビュー
もっともっと、社会情勢や政治に関心を持たねば、と思わされる。 自分が歳を重ねたからかもしれないが。 ただ、科学技術の話は少し難しかったかな。
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日々のニュースや取材などを通して、立花隆さんが思ったこと、感じたことが綴られた本。 本書は、月刊「文藝春秋」の巻頭随筆と特集記事をまとめたもの。 医療や歴史、科学などのニュースや取材を入口に、現代日本が抱える問題の本質や社会のあり方などについて立花隆さんはどう考えているかが書...
日々のニュースや取材などを通して、立花隆さんが思ったこと、感じたことが綴られた本。 本書は、月刊「文藝春秋」の巻頭随筆と特集記事をまとめたもの。 医療や歴史、科学などのニュースや取材を入口に、現代日本が抱える問題の本質や社会のあり方などについて立花隆さんはどう考えているかが書かれています。
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立花隆氏の本はとっつきにくいものが多いのだが、これは比較的すんなりと読み流せる。 文藝春秋の巻頭随筆等において記したものを、生と死、歴史、科学、戦争、政治の5つの括りにまとめたもの。氏の思考回路、筋道をどの様に展開していくかを肩肘張らずに理解する事ができる。 毎度のことだが、...
立花隆氏の本はとっつきにくいものが多いのだが、これは比較的すんなりと読み流せる。 文藝春秋の巻頭随筆等において記したものを、生と死、歴史、科学、戦争、政治の5つの括りにまとめたもの。氏の思考回路、筋道をどの様に展開していくかを肩肘張らずに理解する事ができる。 毎度のことだが、氏に触発され本格的題材を扱う書籍がまた増えてしまった。
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こちらも良書。素晴らしいです。 何より情報が早いので、刊行されて数年経って読んでも全く古くない。 立花隆は一つの窓です。 私の評価⭐︎三つは、相当良い時につけます。
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立花隆の本はよく読んでいるけれど、このエッセイは何となく歯切れの悪さみたいなものを感じた。現政権についてもいくつか予想を書いているが、当たっていない。気鋭のジャーナリストとして活躍してきた彼も、歳と共に気力が無くなってきているような印象を受けた。
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老いてなお知的好奇心を持ち続け、多くの人を啓蒙している人がいるということだけで、何かしら勇気付けられる気がする。未来を、悲観論ではなく楽観論で思い描くことは大切なことなのだ。
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20181008 理路整然。久しぶりに読んだが分かりやすい論旨は変わらない。今、これから起こることに対しての予測なのだが理詰めなので信頼性が高い。数年での変化でなく。数十年単位での変化で考えていかないといけないのではないか。年寄りに希望が持てる未来でありますように。
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雑誌掲載のエッセイをテーマ別にまとめたもの。全体を通して、日本の科学技術への信頼感と、安倍政権への不信感が印象に残った。後段については、今日の迷走を示唆するものとして意義深い。
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2013-2017のエッセイを順不同でまとめたもの。 近年の立花隆さんが思っている事が分かる。 日本の最大のセキュリティー問題は、安保法制やサイバー攻撃による情報漏洩でなく自然災害にある。 日本の政治状況は(与党も野党も)あまりにひどい。安倍首相の美辞麗句をならべた演説の裏側を見...
2013-2017のエッセイを順不同でまとめたもの。 近年の立花隆さんが思っている事が分かる。 日本の最大のセキュリティー問題は、安保法制やサイバー攻撃による情報漏洩でなく自然災害にある。 日本の政治状況は(与党も野党も)あまりにひどい。安倍首相の美辞麗句をならべた演説の裏側を見たらぞっとする。 経済成長の時期(機会の窓)は、日米欧露は終わった。中国も2025まで。これからはブラジル、イラン、インド。特にイランに注目。 日本は電子部品と各種素材が高品質で世界的に優位であり堅実な成長が見込める。かつて民主党が行った事業仕分けのような愚策で、日本の産業を支えている科学技術の予算を削ってはいけない。 最終章の「特別講義 未来を描く‐最先端技術と10年後の日本‐ノーベル賞興国論」は、悲観社会になっている日本に希望の光を見せてくれる。
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立花隆氏による「文藝春秋」の巻頭随筆をテーマごとに再編集した本。各テーマは信書で6ページ分ずつぐらいのボリュームなので、さらっと読んでいけます。その分、掘り下げ方は制限されるので情報量としてはそれほどではありません。 テーマは生と死、歴史、科学、戦争、政治と多岐にわたり、立花氏の...
立花隆氏による「文藝春秋」の巻頭随筆をテーマごとに再編集した本。各テーマは信書で6ページ分ずつぐらいのボリュームなので、さらっと読んでいけます。その分、掘り下げ方は制限されるので情報量としてはそれほどではありません。 テーマは生と死、歴史、科学、戦争、政治と多岐にわたり、立花氏の広い見識がうかがえる内容となっています。 2014年~2017年にかけて書き起こされた文章で、政治については小池百合子氏の国政進出や森友学園の問題など今となっては事態の全体像が見えてしまっている事象について当時の立花氏がどういう見識を持っていたのかという視点で読むと興味深いです。 安倍首相の進め方にきな臭いものを感じ、危機感を持っておられた執筆当時の立花氏の危惧が杞憂ではなく、どちらかというと悪い方向で現実のものとなっている現状を顧みると、改めて立花氏の視点の確かさを実感できます。 新聞やテレビニュースに普通に触れている方なら、苦労することなく読みとおせます。
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