いち病理医の「リアル」 の商品レビュー
病院には行ったことがあるし、治療してもらったこともあるけど、病院の全体像って患者からはわからない。 この本では、病理医であるヤンデル先生が、病理医の視点から見た「医療の全体構造」を見せてくれたあとに、その中で病理医がどんなことをできるのかをヤンデル先生の視点から書いてくれていて...
病院には行ったことがあるし、治療してもらったこともあるけど、病院の全体像って患者からはわからない。 この本では、病理医であるヤンデル先生が、病理医の視点から見た「医療の全体構造」を見せてくれたあとに、その中で病理医がどんなことをできるのかをヤンデル先生の視点から書いてくれていて、面白かったしわかりやすかった。 「診断」「治療」「維持」 結構分量のある本なんですが、読み始めたら、あっという間に読んでしまいました。さすが、ヤンデル先生の文章は読みやすい。そして、するっと脳みそに入ってくる。ある意味危険(笑)。 しばらく前に買って、ちょっと積読しちゃってたんですが、ちゃんと読んで良かった。書籍デザインもちょっとおしゃれですよね(ワタシには珍しく、紙の本を買った)。本文読み終わって、ふと表紙のカバーを取ったときの色のギャップにびっくりして楽しかった(本文は薄ーい水色なのに、表紙は真っ黄っ黄なんですもん)。たまには「紙の…リアルの本」を買うのもいいですね。
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ゴールデンウィークらしい読書になったから良かった。そして私は勉強になる、タメになる読書が好きなんだな。 病理医って、病理診断て、さらには医学生の病理の授業とかは知れたか。病理のテスト眠かった...とか、テスト再試だったとか思い出した。
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伝えたいメッセージはおおまじめなひとりごととほぼ同じ。 おおまじめなひとりごとより、シンプルに書かれているので読みやすい。
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まず装丁、フォント、索引などに驚きました。あまり普通の本では見ないフォーマットです。 内容は…著者のTwitterと似た感じといったところでしょうか。
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素晴らしいです。これだけ難しい異世界のことを、これだけ面白くかつリアルに(ここで知ったリアルしか知らないのに)書けることに感動しました。人類にとってとても大切な崇高なお仕事だと思います。
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文章は大変読みやすく、丁寧に作られた本だなぁという印象。医師の集中力とメリハリの凄さ。「フラジャイル」のお伴にはもってこいだし、9章はラストテーマか。
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Twitterで有名なヤンデル先生の本。とても読みやすくユーモアのある文章でした。 病理診断や画像診断はAIにかなり影響される分野だと思います。診断業務の多くはAIが行ってくれるようになるのかもしれません。しかし、先生のおっしゃるように病理医や画像診断医の真価はやはり臨床との対...
Twitterで有名なヤンデル先生の本。とても読みやすくユーモアのある文章でした。 病理診断や画像診断はAIにかなり影響される分野だと思います。診断業務の多くはAIが行ってくれるようになるのかもしれません。しかし、先生のおっしゃるように病理医や画像診断医の真価はやはり臨床との対話だと思います。これからのAI時代、形態診断を行う医師に求められていくのはコミュニケーターとしての役割…なるほど納得させられました。 対話を尊重されるヤンデル先生のような病理医なら、臨床医も病理診断科を訪ねやすく、AI時代においても重宝されていくのでしょうね。
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読了。 あるとき、物事をややこしくしたがるひともいて、どうすればいいのかわからないとTwitterでつぶやいたら、「対話です」とひとこと。 本の中のヤンデル先生はとにかく毎日誰かと対話している。うわぁ 自分の考えを理解してもらうために話す。 相手のほんとに知りたいことを知るため...
読了。 あるとき、物事をややこしくしたがるひともいて、どうすればいいのかわからないとTwitterでつぶやいたら、「対話です」とひとこと。 本の中のヤンデル先生はとにかく毎日誰かと対話している。うわぁ 自分の考えを理解してもらうために話す。 相手のほんとに知りたいことを知るために話す。 そして、できる限り動く。 そうやってこれからも仕事をしていきたい。 これからどう仕事していこうか、考えるきっかけになりました。
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ヤンデル先生のことが、もっと大好きになる一冊。笑 もとい、病理医の仕事について、具体的なイメージが描けるようになる一冊。 ミクロに、マクロに行き来して、思考と他者とのコミュニケーションとを行き来して。 とても読みやすく、とても興味を惹かれました。 自分の専門領域(ソーシャルワ...
ヤンデル先生のことが、もっと大好きになる一冊。笑 もとい、病理医の仕事について、具体的なイメージが描けるようになる一冊。 ミクロに、マクロに行き来して、思考と他者とのコミュニケーションとを行き来して。 とても読みやすく、とても興味を惹かれました。 自分の専門領域(ソーシャルワーク)に置き換えて読んでみても響くところがいくつもあり、不思議なほど親和性を感じました。 広く、いろんな方に手にとっていただけたらいいなと思います。
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こちらはまた、読む人を選びそうな(笑) 前の本が「読み物時々医学書」ならこちらは「一般向け医学書時々読み物」な感じ。 あ、私が勝手に思っただけね! 私は興味あるから面白かったけど。 と言うよりも手に取った方は興味があるってことだよね。 読みやすくって、病理医がどんな仕事してる...
こちらはまた、読む人を選びそうな(笑) 前の本が「読み物時々医学書」ならこちらは「一般向け医学書時々読み物」な感じ。 あ、私が勝手に思っただけね! 私は興味あるから面白かったけど。 と言うよりも手に取った方は興味があるってことだよね。 読みやすくって、病理医がどんな仕事してるとかどんな考えを持ってるのかって分かりやすい。 あくまで「この先生」がってことだけれど、それでも一般に病理医ってこんな感じでしょ〜とかそもそも病理医って何?ってとこは解決してくれるんじゃないかな。 割と本格的に書いてくれてるとこもあるから、脳がパーンってしちゃいつつ読んだ(笑) 一気読みできる本ではなかったけど、じっくりもう一回読みたい本。 でもお値段も医学書並みなので、図書館とかにあったらもっとおススメできるけど(笑) 怒られちゃうね。
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