そうだったのか！しゅんかん図鑑 の商品レビュー

伊知地国夫

2019/10/01

2019年の読書感想文課題図書（小学校中学年）。
形態としては、幼稚園生くらいがみる絵本。

このシンプルな内容で、小学校中学年に感想文を書かせる。という目論見は、難易度高い！

人の目に見えない色々な瞬間を写真で捉えたもの。
「へー、知らなかった！」の連続

たとえば、シャボン玉が割れるとき。
球の形が保ったまま欠けていく。
また、自然に割れるものは重力によってシャボン液が下の方にたまり、割れてしまうのだそう。

ぱちん。と一瞬で、なくなっていたと思っていたけど、
瞬間をとらえた写真でみると、科学的な真実が見えてくる。

カメラが切り取る真実は、人間の真実ではなく、カメラが観る真実なのではないかとも思う。
それは科学的に合致する時もあれば、カメラの主観（例えば、ブレ、ボケなども含んで）で科学的な真実と離れている場合もある。

2019/09/03

大人なのでこのような写真はこれまで何度も見ているが、初めて見る子供達はビックリだろう。
「どうしてこうなるの？」と興味を抱いて秘密を知りたくなってくれるといいなと思う。
花火はもちろん美しいが、蚊取り線香の煙も綺麗!

2019/06/23

課題図書中学年。これは、自分ではなかなか撮れない瞬間だから、とても面白い！もっと厚くても全然いける！いや、もっと見たい。自由研究でもいけるのかも。面白い。続きが見たい。

2019/07/04

[学校]

2019年度の読書感想文コンクールの中学年用課題図書。

実は読書感想文の本は割と早く発表される。今年も一度本をチェックした覚えはあるんだけれど、、、早すぎてまだ発表されていなかったんだっけ？バタバタしていたらあっという間にこんな時期になって出遅れてしまい、図書館で借りるのは無理そうになってしまった(でも不思議！近隣三区&その周辺のがなかったという意味で、新宿区とか世田谷区とかは、まだ多少借りられる空きがあった！覚えておこう)ので、今年は学校の図書室の本を読むことに。

そしてこの本自体は悪くない、見ていて興味深い本ではあるけれど、"課題図書"とする審査員の神経は全くわからない。逆に低学年なら不思議だとか、真似したいとか、率直な写真から得られる感想や実体験に基づく経験が書けそうな気がするけれど、中学年だと下手に知恵がついてくる反面、これだけの単なる写真から"語る"だけの感想は書けない気がする。そして"感想文"の観点から外して、"読ませたい"本としてみるにしても、そこまでの本ではない気がする。ただ、感想文を書かせるわけでも、知識を見せるわけでもなく、とりあえず"課題図書の読破"が目的なのであれば、入れる価値があるのかな？？

2019/02/26

知らない世界を見せてくれる写真の数々
不思議で美しい！
水も煙も！
ミルククラウンなんてびっくりです
シャボン玉もこうして割れるんだ

子供向けの図鑑　大好きです

≪　このしゅんかん　カメラでとらえて　じっと見る　≫

2018/03/17

子供から大人まで楽しい写真絵本。ポップコーンがはじける瞬間や卵を割った瞬間、ラケットでボールを打った瞬間など、色々な瞬間をコマ割りで見られて楽しく勉強になります。