ナイルパーチの女子会 の商品レビュー
この物語では女性同士の関係が中心に描かれてるけど、家族でも友達でも全てを分かり合える関係なんてないと思う。不安定だからこそ、距離を取りつつも相手を大切にする必要がある。相手が自分の思い通りになると思ってる人、案外多い。
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想像していたよりずっと鬱小説だった… 行き過ぎた性格の登場人物たちだけど女性なら少しだけ共感できる部分もあって苦しくなる。 最後は呪縛が解けたように少しすっきりして終わる。
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ページをめくる手が重い。一文が一行読むのが苦しい。 決して文章が読みにくいわけではなくむしろ面白い。共感性羞恥でもない、と思う。 物語の誰にも共感できないけどどこかで見たことのある世界。女子の世界の息苦しさ。一歩間違えればどちらにもなってしまいそうな怖さ。心が抉られる 何度も...
ページをめくる手が重い。一文が一行読むのが苦しい。 決して文章が読みにくいわけではなくむしろ面白い。共感性羞恥でもない、と思う。 物語の誰にも共感できないけどどこかで見たことのある世界。女子の世界の息苦しさ。一歩間違えればどちらにもなってしまいそうな怖さ。心が抉られる 何度も途中で読むのをやめようと思ったけれど最後は読んでよかった 途中挫折しそうになった方は読まないより32ぐらいからラストまで読むと少し楽になると思います あと男女で感想が違うのかは気になるところ
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爆速で哀しきモンスターになっていく彼女たちに恐怖と嫌悪感を抱くが、それは自分の傷をえぐられるような共感があるから。辛いのにぶっ飛んだ展開に目が離せず一気読みした。誰かに承認されたい気持ちを平等にコントロールできたら人類みなハッピーなのかもしれない…。
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真ん中位までは話が展開して面白かったんだけど 途中から全然話が動かなくなり堂々巡りの心理描写を読んでいるような印象でした 飛ばしつつ最後まで読みましたがなんて言うか 面白くなかったです 同じ女の人間関係を扱った「森に眠る魚」の方が圧倒的に良かった 比べても仕方無いんだけど…
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女同士の、湿度の高いお話だった。 途中頭痛がしたり胃がもたれたのは私の体調が悪かったのか、この本のせいなのか。 女同士の会話にはルールがある。 私はそう思い込んでいる。 意見を言うべきタイミングと、 相槌をうつだけでいいタイミングを いつも考えている。 思ったことを言えない...
女同士の、湿度の高いお話だった。 途中頭痛がしたり胃がもたれたのは私の体調が悪かったのか、この本のせいなのか。 女同士の会話にはルールがある。 私はそう思い込んでいる。 意見を言うべきタイミングと、 相槌をうつだけでいいタイミングを いつも考えている。 思ったことを言えない空気はすごく疲れてしまって すぐに家に帰りたくなる。 私もきっと女友達をつくるのが苦手だ。 それなのにいつでも好きな時に連絡できる女友達をずっと求めてる気がする。
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ただただ、やばい女のヤバいシーンが続くだけでだんだん辛くなってきたけど、ラスト50ページ位で一気に風向きが変わった。家族とは。みたいな。うむ。
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志村栄利子 国内最大手の商社、中丸商事の食品事業部の社員。30歳。 四葉佐弥子 栄利子の十年先輩の社員。主任。 杉下康行 水産チームで栄利子の同僚。大学院で建築学を専攻していたという異色の経歴の持ち主のため、同期だが二歳年上。 丸尾翔子 ブログ『おひょうのダメ奥さん日記』を書いている専業主婦。スーパーマーケットの店長をしている夫と都内のマンションに二人暮らし。三十歳。 高杉真織 派遣社員。杉下と密かに交際しているらしい。二十三歳。 丸尾賢介 翔子の夫。輸入食料品を中心としたスーパーマーケットの店長。翔子とはアルバイトがきっかけで知り合い、三年前に結婚。 橋本 翔子が住むマンションから歩いて15分の距離にあるオーガニックカフェ「ジゼル」のアルバイト。二十五歳。 花井里子 秀茗社第三書籍編集部。 小笠原圭子 栄利子と同じマンションに住む、二十四年来の幼なじみ。小中高と同じ学校に通ったたった一人の女の子。 麗美 翔子の義理の母。元は父の行きつけのスナックのホステスで、翔子が女子大に入学すると同時に家にやってきた。 洋平 翔子の弟。専門学校卒業後、仲間と起業するもすぐに抜け、実家を出ずアルバイト暮らしをきている。二十五歳。 赤城直美 タンザニアに暮らし始めて五年になるさ現地コーディネーター。元は大手旅行会社の添乗員として活躍していたが、現地の会社員と結婚し、今は市内に暮らしている。 NORI 大人気ブロガー。 山村恵美子 中丸商事の派遣社員。 美和 翔子の叔父夫婦の一人娘。
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最初は女の嫌な部分上手く書けてるでしょ〜〜っていう作者の思惑を感じて苦手かもと思ったのですが、読み進めていくうちにそれだけではない話ということが分かりました。 丁度人間関係で色々あったときに読んでしまったので読むのが苦しかったです。自分も無意識に栄利子みたいになってないか、怖くな...
最初は女の嫌な部分上手く書けてるでしょ〜〜っていう作者の思惑を感じて苦手かもと思ったのですが、読み進めていくうちにそれだけではない話ということが分かりました。 丁度人間関係で色々あったときに読んでしまったので読むのが苦しかったです。自分も無意識に栄利子みたいになってないか、怖くなりました…。 色々名言があったとは思うのですが今の自分に受け止め切れる情報量ではありませんでした…。 真織のキャラが良いです。
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高校の頃、毎日一緒に通学してお昼ご飯も食べている友達がいた。 その子が彼氏ができたことを、私はちょっと遅れたタイミングで本人以外の人から知ることになった。 その時、「なんで話してくれないの」と怒ってしまった自分を志村栄利子に重ねて見てしまった。 友達ってこうあるべき、みたいなもの...
高校の頃、毎日一緒に通学してお昼ご飯も食べている友達がいた。 その子が彼氏ができたことを、私はちょっと遅れたタイミングで本人以外の人から知ることになった。 その時、「なんで話してくれないの」と怒ってしまった自分を志村栄利子に重ねて見てしまった。 友達ってこうあるべき、みたいなものがあの時は今より強くあって勝手に傷ついたりしてたな。 少しの間でも心が寄り添うようなことがあればそれでいいじゃない。固執せずに、ある意味雑に友達関係続けていけたらいいな、って力が抜けました。
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