ファンベース の商品レビュー
広告・マーケティング観点で書かれているけど、カスタマーサクセスの視点からこそ読むべき良書。広告手法という点の話ではなく、もっと大きなパラダイムシフト、買い切り型からサブスクリプション型へというビジネスモデルの構造変化とセットでこそ語られるべき概念であると思う。
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物と情報が溢れる現代は、商品選択肢が多すぎると購入意欲が減退する現象にあるように、商品の売り込みが難しい時代だと指摘する。そこで大切になるのがファンベースという考え方だ。 そもそも、多くの商品において一部のコアファンが売り上げの多くを占める傾向がある。コアファンを如何に獲得しより...
物と情報が溢れる現代は、商品選択肢が多すぎると購入意欲が減退する現象にあるように、商品の売り込みが難しい時代だと指摘する。そこで大切になるのがファンベースという考え方だ。 そもそも、多くの商品において一部のコアファンが売り上げの多くを占める傾向がある。コアファンを如何に獲得しより良い事業に繋げていくか。本書では様々な事例が述べられており勉強になるが、一言で言えば”生活者の課題を解決する誠実で良い商品をつくり、その商品の思想に共感してくれるコアファンを獲得し、コアファンと共にマーケティングしていくことが大切”ということだろう。
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つながり研究シリーズ。人々から長く支持される商品やコミュニティを作るためのエッセンスを学ぼうと購読。「共感・愛着・信頼」から「熱狂・無二・応援」へのアップグレード、スノーピークやカルビーなどの成功事例の分析など、とてもわかりやすい。何も特別なことをしているわけではないが、意識して...
つながり研究シリーズ。人々から長く支持される商品やコミュニティを作るためのエッセンスを学ぼうと購読。「共感・愛着・信頼」から「熱狂・無二・応援」へのアップグレード、スノーピークやカルビーなどの成功事例の分析など、とてもわかりやすい。何も特別なことをしているわけではないが、意識していないとできないことばかり。「世の中に、ファンを笑顔にすることほど楽しい仕事が、他にあるだろうか」という問いかけというか「宣言」は、本質をついていて肝に銘じたい。「時間がかかるのではない、じっくり時間をかけたいのだ」という考え方、「星の王子様」に出てくる狐と友情を育む場面など、これからの社会でとても大切なことが指摘されている。「正しいつながり」ということを学べるとても良い一冊。
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ファンとは「企業やブランド、商品が大切にしている価値を支持している人。 今後は、ファンベースとう考え方抜きで発想するのは難しくなる。パレートの法則、20:80の法則。 少数のファンが売り上げの大半を支えている。今いるファンを大切にして彼らのライフタイムバリューを上げていくことは収...
ファンとは「企業やブランド、商品が大切にしている価値を支持している人。 今後は、ファンベースとう考え方抜きで発想するのは難しくなる。パレートの法則、20:80の法則。 少数のファンが売り上げの大半を支えている。今いるファンを大切にして彼らのライフタイムバリューを上げていくことは収益の安定・成長に直結する。 企業は「生活者の課題解決」であり「笑顔を作ること」。企業活動は、それ自体が「社会貢献」であり、商品が長く売れ続けることは、企業ができる最大の社会貢献である。 日本社会の変化により新規顧客は減少する(人口減少)。 新規顧客ばかり狙ってきた「体質」を改善する必要がる。茨の道。 それよりも「今、買ってくれ支持してくれているお客さん」を大切にして、彼らが離れないようにすることが先決だし、収益安定のためにはより重要となってくる。 そのために今いるファン(20%)に注力して、ファンの支持を強くする。 ・その価値自体をアップさせる。「共感」を強くする。 ・その価値を他に変えがたいものにする。「愛着」を強くする。 ・その価値の提供元の評価・評判をアップさせる。「信頼」を強くする。 これが一番重要な施策。 社内は社外である。社員を最強のファンにする。 すべて社内からブラックな評判が漏れ出てくる。絶対に漏れる。絶対に流出する。 社員から「信頼」される企業は目立つ。 次の段階。「真実の瞬間」:企業とファンとの接点を意識して改善する。 「熱狂」「無二」「応援」 コアファン4% 社員よりも頼もしい存在にもなる。 80%の浮動層は、残念ながらすぐに忘れる。あなたのその大切な言葉を受け止め強く支持し愛してくれるのは20%ファン、そして4%のコアファンなのだ。コアファンは仲間であり「身内」ともいえる人。 ファンベース 基本的なスタンスは、主催者であるあなたが「楽しむ」こと。 商品を大切にするあなたとその価値を支持する彼らとの「親密なつきあい」。 「商品に対するあなた自身の熱量の高さ」が大事。あなたの自身が熱量高いファンになっていないとファンたちとの少数での楽しみは生じない。 これから人口減少を見据えると必然。 支持され、愛され、長く売れ続けるためのファンベース。
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これからのマーケティング、ファンベース・マーケティングの指南書。具体的な進め方やヒントが多数。新しいCRM、マーケティング4.0の教科書です。
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新規ユーザーの獲得を追い求めるのではなく、サービス、製品に愛着を感じてくれているファン、なかでもコアファンを大切にし、交流を深めることで、売り上げも上がるし、ファンからの薦めで新たなユーザーも獲得できる。人口減、高齢化が進み、個人個人の嗜好が細分化するこの時代、ファンベースを意識...
新規ユーザーの獲得を追い求めるのではなく、サービス、製品に愛着を感じてくれているファン、なかでもコアファンを大切にし、交流を深めることで、売り上げも上がるし、ファンからの薦めで新たなユーザーも獲得できる。人口減、高齢化が進み、個人個人の嗜好が細分化するこの時代、ファンベースを意識したマーケティングが重要である。 もちろん、サービス、製品によって取り組むべき内容は異なるだろうけど、著者の主張にはヒザポンさせていただきました。こういう取り組みができる小回りと柔軟性を持つ企業でないと、これからなかなか生き残れないでしょうね。アマゾンの脅威にさらされている小売業には特に参考になる発想だと感じます。
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私は個人でキャリアアドバイザーの仕事をしている。 私の事業において拡大を考えると、人をたくさん集める方が売上は上がる。 しかし、敢えて新規集客の拡大路線を控え、既存のメンバにフォーカスしてサービスを提供していったのか。 この事を言語化されていた良書だった。 今後、コミュニティ運...
私は個人でキャリアアドバイザーの仕事をしている。 私の事業において拡大を考えると、人をたくさん集める方が売上は上がる。 しかし、敢えて新規集客の拡大路線を控え、既存のメンバにフォーカスしてサービスを提供していったのか。 この事を言語化されていた良書だった。 今後、コミュニティ運営する側の人間だったり、商品・サービスを提供する立場のものだったらこの本を読んで施策を考えて良いだろう。 単なる幅拡大ではなく、深さにフォーカスした良書でした。
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一時のプロモーションよりもライフタイムバリューに着眼した考え方は、別の本で読んだ孫正義さんの好む「うしのよだれのような商売」を現実にすることに通じる気がします。 ※一方で携帯電話キャリアは、長いあいだキャリアの乗り換えを細かくする人が一番トクをするような商売を続けていたのは...
一時のプロモーションよりもライフタイムバリューに着眼した考え方は、別の本で読んだ孫正義さんの好む「うしのよだれのような商売」を現実にすることに通じる気がします。 ※一方で携帯電話キャリアは、長いあいだキャリアの乗り換えを細かくする人が一番トクをするような商売を続けていたのは皮肉ですが。 売り手と客、と明確に線を引かず、ファンによって支えられお互いがいい気分になるようなサービス、商品、企業こそが、「存在意義のある」ものになることは共感できます。 「共感」「愛着」「信頼」 いずれも、「好感」よりもずっと実現する難易度は高いと思います。
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ソーシャルネットワークの登場により、多種多様な人々と交流することが可能になった。という考えを抱いてしまうかも知れないが、実際には、私達は自分と似た人々としか交流していない。ホモフィリー(同類を好む傾向) ファンの支持を熱くする3つのアプローチ 共感・愛着・信頼 コアファン 共...
ソーシャルネットワークの登場により、多種多様な人々と交流することが可能になった。という考えを抱いてしまうかも知れないが、実際には、私達は自分と似た人々としか交流していない。ホモフィリー(同類を好む傾向) ファンの支持を熱くする3つのアプローチ 共感・愛着・信頼 コアファン 共感→熱狂 愛着→無二 信頼→応援
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2018.07.05読了 ・マス広告だけではだめで、それをファン化していくことで、着実にサービスが伸びる ・ファンが新たなファンを作る ・そのサービスのファンであることを恥ずかしいことと思わせたらダメ ・コミュニティに対して売るのではなく、コミュニティを通して売るべき
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