わたしの空と五・七・五 の商品レビュー
中学生が文学部で俳句を詠む話。最初はめっちゃ拙いのに、その次に作るものがとても良くて素敵だな、となった。 中学生くらいに読んでおきたかった…そしてあわよくば俳句を始めてほしかったな。
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中学受験の時に塾のテストで出題されて読み始めた。 主人公の空良は、中学生になって、新しい環境に馴染めずに浮いている。靴箱に文芸部勧誘のチラシが入っていたのをきっかけに文芸部の仲間と出会い、俳句に触れ、また主人公も少しずつ変わっていく。 どの登場人物も、それぞれ個性的で、みんな...
中学受験の時に塾のテストで出題されて読み始めた。 主人公の空良は、中学生になって、新しい環境に馴染めずに浮いている。靴箱に文芸部勧誘のチラシが入っていたのをきっかけに文芸部の仲間と出会い、俳句に触れ、また主人公も少しずつ変わっていく。 どの登場人物も、それぞれ個性的で、みんな素敵。そして、読み終えた時に、少し心が温まるような話。 私が俳句を嗜むようになるきっかけであり、原点である本。現在はこの本にあるような句会も、俳句甲子園のようなディベートも行なっているが、俳句に自分の感情を託すというのは、大切なことだと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新学期、クラスの皆は部活をどうするか夢中だ。 空良は上手にしゃべりたいけど自信がなくて、動けない。大人しいわけではないのだけど。 ある日、靴箱に入っていた文芸部の勧誘のビラに部室に足を向ける。 見学のつもりだったのに、句会に作品を作って参加することに。 そんななか、クラスメートが先輩に暴行を受けているところを通りがかり… ○句を作っていく楽しさと、先輩たちのすごさ ○句に救われる心、背筋に力をこめるキッカケ ○おしゃべりの小さなコツ
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最初は谷崎先輩って怖い人だな〜って思ってたけど、読んでいったらすごい先輩だなぁと思いました。私は、俳句や短歌が好きなので谷崎先輩や、冬馬先輩を尊敬しました。でも、小林さんや、空良さんの俳句もすごくいいと思いました。
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文芸部に入部した女の子が、句会を通してクラスメイトや部員たちと心を通わせていく様子が、穏やかにつづられています。大きな事件は起こりませんが、新入生の期待と不安に揺れる心情や、先輩たちの頼もしさが、俳句を通じで丁寧に表現されている印象を受けました。読みやすく、ボリュームも多くないの...
文芸部に入部した女の子が、句会を通してクラスメイトや部員たちと心を通わせていく様子が、穏やかにつづられています。大きな事件は起こりませんが、新入生の期待と不安に揺れる心情や、先輩たちの頼もしさが、俳句を通じで丁寧に表現されている印象を受けました。読みやすく、ボリュームも多くないので、小学生のお子さんが俳句に触れるよいきっかけになる一冊かと思います。
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中学校に入学して、何となくクラスのグループにも入りそこねて、部活動もこれといって入りたいものがない…そんな女子が 「しゃべりは苦手でも ペンをもったら 本音をぶちまけられる者よ! 文芸部に入るべし。」 というチラシにひかれて、分芸部をのぞいてみる。 俳句を作る楽しさや句会で認めて...
中学校に入学して、何となくクラスのグループにも入りそこねて、部活動もこれといって入りたいものがない…そんな女子が 「しゃべりは苦手でも ペンをもったら 本音をぶちまけられる者よ! 文芸部に入るべし。」 というチラシにひかれて、分芸部をのぞいてみる。 俳句を作る楽しさや句会で認めてもらう嬉しさ。 友達もできたし、友達ができにくい訳をその友達に教えてもらったり。また、クラスの男子が所属するサッカー部の先輩に暴力を受けている場面に遭遇し、何もできないけど何とか叫んで窮地を脱する手助けができた、という経験も俳句作りに厚みを加え、、いろんな要素が絡み合いながら瑞々しく成長していく様子がとても爽やかです。
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中学生の話なんだけど、 そうだね、中学生くらいだと新入生と三年生ってずいぶん違う。 三年生はあこがれの先輩でずいぶん大人。 それでいいかな。 読みやすいし、気持ちもよく伝わってくる。
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周囲と自分との温度差を感じながら過ごしていく中で、無理をせず楽しみながら自分らしく過ごせる居場所に巡り合う。
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出てくる俳句がみんな上手え・・・ 中学生とかマジか・・・いやフィクションなのは分かってるんだけども・・・
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部活に迷っていた空良はチラシに引かれて文芸部に入り、句会に参加することに。みずみずしい俳句が良い。自分の心と向き合うことになる、心に刺さるいくつかの事件や人も中学生ぽくて懐かしい。
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