月曜日の友達(2) の商品レビュー
帯を糸井重里、朝井リョウ、秋田ひろむが書いていて、はいはい「泣いた」と書いておけばいいのよねーなんて斜に構えた感想を持ってしまった。 が、実際読んでみると、確かにこの感想を言葉にするのは難しい。 し、実際に泣いてしまう。 ああこれは「櫻の園」と同じく一生涯の漫画になりそうだ。
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ああなんという読後感、 みんな通る道を幸せに走り抜けた少年少女の記録だ。 悲しく苦しいあの時期をたった二冊の簡潔な漫画で表現してある。 是非
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まさかこんなに後味がいいとは思わなかった…! 火木ちゃんのかわいさプライスレス。土森もかわいい。物理的にかわいい。
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- ネタバレ
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連載で読んでいて、改めてまとめて読んだ。連載のときは最後、二人の考えが同調しすぎな感じがしたのだが、通して読むとそれは同調ではなく共感であることがよく分かった。月野がいろいろ背負っている感じが『ギルバート・グレイプ』のジョニー・デップに重なった。地に足をつけて現実に立ち向かおうとしていることに悲しみを感じながらも、希望を捨てずにいようとしているところが、中学生なのに~と切なくなった。超常現象の扱いと表現が素晴らしかった。大傑作だ。
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火木香、彼女も月野が気になってちょっかいかけてくるのだろうと思ってた。荒っぽく振舞ってはいたけど寂しい子だった。火木と関わったことから、月野と水谷はすれ違う。それでも月曜日は来る。空白な月曜日。 「この三人で下校する日がくるなんて入学時には想像できなかっただろうな」 また月曜...
火木香、彼女も月野が気になってちょっかいかけてくるのだろうと思ってた。荒っぽく振舞ってはいたけど寂しい子だった。火木と関わったことから、月野と水谷はすれ違う。それでも月曜日は来る。空白な月曜日。 「この三人で下校する日がくるなんて入学時には想像できなかっただろうな」 また月曜日の夜。 水谷と月野。そして火木。奇跡ってあるのか。 月曜日、なにか特別なことがあれば、好きになると思うけどな。
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全てのコマの隅々まで命が満ち溢れているようで、あらゆる表現が繊細で素晴らしい 本当に出会えて良かったと思える作品だった
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我らが阿部共実の、新たな代表作となるのではないでしょうか。彼の新作がポジティブなものになったというのは、一個人の作家性の変遷という問題には収まりきらない。将来的に今の時代のマンガの世代論を語るうえでも重要な一作となるのではないでしょうか。ちょっと大袈裟かな。
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