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「事業を創る人」の大研究 の商品レビュー

3.4

19件のお客様レビュー

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2023/01/09

事業立ち上げの研究は確かによく聞くけど、そういう人たちの研究って聞かないと思い、何か得るものがあればと手に取りましたが、中盤以降はそれまでとほぼほぼ同じことを繰り返しているだけなので、特に得るものがありませんでした。 1つの事業に成功した人が書いたハウツー本ではなく、研究として様...

事業立ち上げの研究は確かによく聞くけど、そういう人たちの研究って聞かないと思い、何か得るものがあればと手に取りましたが、中盤以降はそれまでとほぼほぼ同じことを繰り返しているだけなので、特に得るものがありませんでした。 1つの事業に成功した人が書いたハウツー本ではなく、研究として様々な広範囲のデータからの結果が提示されているので記載されている内容の信頼性は高いだけに、残念でした。

Posted byブクログ

2023/03/12

忘却と借用はトレードオフになりがちであり、それを状況に応じて使い分けることが重要という内容。ストラテジックイノベーションと基本的には同じことを言っていると感じた。

Posted byブクログ

2021/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新規事業系のセミナーで紹介があった本。 紹介でもあった通り、人と組織に着目された本であり、どのような構造を作ることが大事であるかについて記載されている良著。 メモ ・新規事業の敵は組織の構造 ・新規事業は数の勝負。挑戦母数をいかに増やすか ・新規事業を任せるとは、権限を付与し、新規事業を創るプロセスを伴奏しながら支援し、結果に対する責任を共有するということ ・既存事業との関連を無視して新規事業を考えることはできない  社内外の様々な利害関係主体を巻き込み、資源を動員する組織的なプロセス  経済成果を生み出す活動 ・新規事業には市場開発、新製品サービス開発、多角化に分類可能 ・新規事業、アイデアの創出以上に社内の理解・巻き込みに苦労しているケースが多い。 ・資源動員の仕組みが伴っていない新規事業・アイデアは報われることなく機能しない。プラン採用後に資金や人員を動かせることを保証するメカニズムが重要 ・新規事業の4つのジレンマと11の問題  既存事業部門ジレンマ   既存事業部門とのミスコミュニケーション   既存事業部門からの批判  経営層上司ジレンマ   経営陣の反対   上司による場当たり的なマネジメント   上司による必勝前提としたマネジメント  部下ジレンマ   戦力人材を確保できない状況下でのマネジメント   後手に回る部下の育成   モチベーションの低い部下のマネジメント  自己ジレンマ   新規事業プランを生み出せないジレンマ   過去の成功体験に基づく施工体系の適用と失敗   新規事業部門の解散、または解散の危機 ・新規事業には分析アプローチとポジティブアプローチどちらも必要。 ・キーマンは経営者、新規事業経験のある上司、社外の新規事業担当者。  経営層が管掌している新規事業ほど業績が上がりやすい ・社外の創る人と関係を持つことの効果   事業での成果に対する効果    知の探索による外部資源獲得    事業アイデアに対する客観的評価の獲得    著名効果の(社内政治効果)の活用   事業を創る人の成長学びに対する効果    置かれた境遇の相対化    自己の市場価値の認識(自己効力感の増大)    自組織に対するエンゲージメントの促進 ・新規事業に肯定的な組織風土は新規事業業績にポジティブな影響 ・風土づくりのキーワード   会社の本機をトップ自らが示す   創る人が損をしない仕組みを創る   全員が事業を創る人になる仕掛けを用意する   新規事業を前者で育てる育成事業と捉える ・

Posted byブクログ

2021/06/08

企業の新規事業開発における課題として、人と組織に焦点を当てた本。 特に大企業の新規事業開発は人と組織が大きな問題になっており、統計的データやインタビューを交えて、その解決法を示す。 近い領域で働く者としては違和感なくその通りと感じる内容が多かった。 新たな発見は、アイデアより、...

企業の新規事業開発における課題として、人と組織に焦点を当てた本。 特に大企業の新規事業開発は人と組織が大きな問題になっており、統計的データやインタビューを交えて、その解決法を示す。 近い領域で働く者としては違和感なくその通りと感じる内容が多かった。 新たな発見は、アイデアより、社内交渉力が成功要因を握っているということ。 色んな意味で組織の力は偉大だと感じた。 企業の歯車でなくなり、個人として仕事のプロになるためには、他者に頼らない、自分で何とかする姿勢が必要と感じた。 幼い頃から「チャレンジ慣れ」できる環境があればよいのかもしれない。

Posted byブクログ

2020/11/16

誤字脱字が多く、読むのに少々イライラする。書いてある内容は尤もだと思うが目新しいことはない。あまり「大研究」という印象は持たなかった。

Posted byブクログ

2020/06/08

イノベーションが起こせない問題は人ではなく、組織構造に起因するってのが新しいなと思った。 実際、誰かを変えるよりも組織構造とか仕組みを変えるとうまく行くことたくさんあるよなって思った。 誰かを攻撃したり責めたりするより、どうすればうまくいくかを考えるほうが有意義よね。

Posted byブクログ

2020/04/11

どうかなぁ。アンケートを図表にして解説してくれるので、分かりやすい。ただ、アンケートの中身が、会社に対する不満というか、新規事業を進める人に対しての人事評価が足りないとか、なんて言うか、居酒屋トーク的。そりゃ、そうだ。共感の根源は私自身も、感じた事があるから。日本の大企業は、会社...

どうかなぁ。アンケートを図表にして解説してくれるので、分かりやすい。ただ、アンケートの中身が、会社に対する不満というか、新規事業を進める人に対しての人事評価が足りないとか、なんて言うか、居酒屋トーク的。そりゃ、そうだ。共感の根源は私自身も、感じた事があるから。日本の大企業は、会社によっては、自発的な企画を任せようとする文化はなくは無い。ただ、これが事業として当たった所で、個人の成果としてはあまり結びつけず、また、上司の提案じゃなければ好意的に捉えない節がある。逆に、上司の提案ならば、数字を取り繕ってでも、結果が良かったという報告に。すごく良くわかる。良くわかるので、学びがない。

Posted byブクログ

2020/04/01

新規事業の成功の秘訣は優れたアイデアではなく、創れる人を見出す事という 今までの新規事業に関して分析した結果を考察した本 組織やネガティブな人に巻きこまれて 精神的、体力的に新規事業を辞める人も多く 創る人と、その創る人をどうサポートするかの方が重要であることを唱えた本

Posted byブクログ

2019/11/03

データ豊富に、企業内新規事業における人・組織の課題、留意についてまとめられている。各章ごとにまとめもあり、読みやすい。

Posted byブクログ

2019/07/12

 新規事業をやるにしても、既存事業をやるにしても、アイデアも重要だが、それを形にする「人」が大事だと思い知らされた一冊。  また、人を巻き込む力、意思決定者のコミットが重要なキーポイントになる。  「事業を創る」とは、「既存事業を通じて蓄積された資産・市場・能力を活用して、経済成...

 新規事業をやるにしても、既存事業をやるにしても、アイデアも重要だが、それを形にする「人」が大事だと思い知らされた一冊。  また、人を巻き込む力、意思決定者のコミットが重要なキーポイントになる。  「事業を創る」とは、「既存事業を通じて蓄積された資産・市場・能力を活用して、経済成果を生み出す活動」とあり、自分の今のスキルを既存事業とした場合、それをかつようして次の視点につなげる。→これがやりたいこと。  チーム力が試される以上、自分のモノサシで人を判断することはできるだけ避けたいとおもった。

Posted byブクログ