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売れないバンドマン の商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

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2021/04/28

ライブ中の、コール&レスポンスや手を挙げなきゃみたいな空気感があまり好きではなくて、バンドマンでも同じ考えの人がいるんだなと知って親近感が湧きました。 Spotifyとツイッターをフォローしました。 その人の歴史を知ると応援したくなるものですね。 これから追いかけていこ...

ライブ中の、コール&レスポンスや手を挙げなきゃみたいな空気感があまり好きではなくて、バンドマンでも同じ考えの人がいるんだなと知って親近感が湧きました。 Spotifyとツイッターをフォローしました。 その人の歴史を知ると応援したくなるものですね。 これから追いかけていこうと思います。

Posted byブクログ

2021/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何気に面白そうだったので購入。 読み進めて行くうちに知ったのですが、 売れない売れないと言いつつも「O-WESTとかでワンマン演ってんじゃん!カザマ君!3markets[]!」って思った。そんでソールドアウトにしてたり。 youtubeにもイッパイMVとか出してるし、 コレは東京と地方で活動してるバンドの違いか?! 冒頭、その脳内偏見に作用されてか読んでいても、 「ふ~ん」って思ったけれど【コール&レスポンスについて】とか【バンドの重大発表ってだいたい解散か脱退】あたりから大いに共感してしまう→【ライブハウスの偉そうなスタッフたちへ】【バンドマンはホストなのか】でスッゴイ笑った。「あぁーわかるわかる!」って感じ。 【売れてないバンドにスタッフって必要あんの?】や【来ちゃった】とか、、、彼女とバンドマンとか、最後のほうになるにつれ赤裸々バンドマンの真実って感じで面白かったです。 特に【バンドのクラウドファンディングについてみんなどう思ってんの?】はスッゴイ疑問に思ってた事だったし、昔々、バンドのマネージャーを遣ってた事もあるので「お金の為にプライドを売る」みたいな気持ちになるじゃん!!って思ってたので(幾らバンドを売りたくても)この本でカザマ君の意見を知れて良かったしスッキリした。 名プロデューサーとの対談話も面白かったけど、 カザマ君の本音はシリーズ化してるみたいで、他の本も読んでみたいと思っています。 そして、この本が出版された事によって3markets[]も少しは売れてライブ動員も増えてるんじゃない?と思ったり、売れてると売れてない、、、とか、もうどうでも良いじゃん、そのバンドが好きならソレで良いじゃん! とか思ったり、又ロックンロールが好きになったのでした。笑

Posted byブクログ

2019/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

尾崎世界観さんとの対談や、元カノ、今の彼女へのインタビューもあり、赤裸々に売れないバンドマンの日常が述べられていて、読んでいるこちらもドキドキした。

Posted byブクログ

2018/11/21

前回読んだのと真逆の内容とでも言おうか?!作者の自虐感…この人と友達だったら相当疲れるだろうな(サーセン)なんて思う反面時折見せるスルドイ洞察力やボケ…このギャップが魅力なのかな? ってゆーか「そこそこ」売れてるように思えるけどな…オレの方が年イってるしもっと考えなきゃな…と思わ...

前回読んだのと真逆の内容とでも言おうか?!作者の自虐感…この人と友達だったら相当疲れるだろうな(サーセン)なんて思う反面時折見せるスルドイ洞察力やボケ…このギャップが魅力なのかな? ってゆーか「そこそこ」売れてるように思えるけどな…オレの方が年イってるしもっと考えなきゃな…と思わせてくれました

Posted byブクログ

2018/05/10

私事だが、バンドマンたちが生み出す音楽がすきだ。 でもバンドがメジャーデビューし売れた後の曲や、作詞作曲してるボーカルが結婚して子どもできて親の気持ちで歌い始めたりすると、なぜだろう、あまり自分には響かなくなる。 なぜか?私がひねくれものだからか? 多くの人にはわからない良さが...

私事だが、バンドマンたちが生み出す音楽がすきだ。 でもバンドがメジャーデビューし売れた後の曲や、作詞作曲してるボーカルが結婚して子どもできて親の気持ちで歌い始めたりすると、なぜだろう、あまり自分には響かなくなる。 なぜか?私がひねくれものだからか? 多くの人にはわからない良さが自分にはわかる、と自分の感性を特別視していられるから? それもまあきっと事実なんだけど、最近わかってきたことがある。 私は満たされない日々の中でバンドマンたちがなにかを伝えようともがき、若さや負の感情のパワーで生み出す曲や歌がすきなのだ。きっと。 本著冒頭でカザマさんと尾崎世界観くんが対談してたときに「売れない(満たされない)バンドマンだからこそ書ける曲がある」みたいな話をしてたけど、たぶんそういうことなのだ。 私は「売れない(現実と向き合いながら満たされない日々のルサンチマンをエネルギーに変換して歌う)バンドマン」が書く曲や彼らがすきなのだ。 満たされた人間はどうしたってハングリーさをど失ってしまう。私はきっとその「満たされなさ」をバンド音楽に求めているんだと思う。 ※要はバンドマンには幸せになるな、と酷な要求をしているのだと思う。 そんな「売れないバンドマン」が書く日記だから、私はとても面白かった。自問自答し、自己嫌悪になり、暴言を吐き(ブログ内で)、たまーに前向きになったりならなかったりするカザマさんが愛おしい。「売れにゃいバンドマン」には超笑った。 3markets[]、まだ聴いたことないからまずはyoutubeで聴いてみよう。そしてささやかながら応援したい。 そして自分が良いと思う音楽を心折れそうになりながらもひたすら続けてきたカザマさんには「売れて」ほしいけど、「売れて」ほしくないなあ。「売れないバンドマン」のカザマさんだから書けたのだろう本著の日記を読みながら、そう思った。

Posted byブクログ