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千一夜におぼれて の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2018/04/09

直前に読んだイマージュが微妙すぎて、すごくおもしろく感じられたような気がするので、☆4だけどおまけ感あり いつものベタ惚れオリヴィア・ゲイツヒーローだけど、執着度ちょっともの足りない

Posted byブクログ

2018/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったです。 いわゆる「シークレットベイビー」もの。 ヒロインのカルメンはかつて中東の国ダジュールのプリンスであるファルークと激しい恋に落ちます。 とはいえ、それは愛人契約のようなもので、二人の恋は期間限定でした。 そんな時、カルメンは自らの妊娠を知り、彼を騙したと思われるのが辛くて、彼の前から逃げ出すように姿を消しました。 彼の元を離れて他国で生まれた娘とひっそりと暮らすカルメンの前に、ファルークが現れ、 ―僕の娘に逢わせろ。  と、迫り―。 ヒーローはヒロインを計算高い鼻持ちならない女と思い込んでいながらも、なお激しく惹かれずにはいられない。 また、ヒロインは今もヒーローを心から愛している。 ヒロインを誤解しているヒーローは傲慢な独裁者になり果てたかのように見えるが、実は、そうではない。 この辺りのすれ違いがもどかしくも、最後は誤解も解け、ヒーローは皇太子の座と引き替えにしてまでヒロインを選ぶ。 歴史にも「王冠を賭けた恋」がかつてイギリスで存在したが、このお話もまさに「王位を賭けた恋」と呼ぶにふさわしい物語りであろう。

Posted byブクログ