元刑事が見た発達障害 の商品レビュー
発達障害であろうとなかろうと、ありのままでいたいと言う思いはあるだろう。 でも、ありのままの自分が他人に迷惑をかけてしまい、結局自分も嫌な思いをする事もある。世の中に隠されたルールは、場所や人によって異なり、読み解くのは難しい。 著者は刑事の視点から、本当にやってはいけない事はル...
発達障害であろうとなかろうと、ありのままでいたいと言う思いはあるだろう。 でも、ありのままの自分が他人に迷惑をかけてしまい、結局自分も嫌な思いをする事もある。世の中に隠されたルールは、場所や人によって異なり、読み解くのは難しい。 著者は刑事の視点から、本当にやってはいけない事はルール化されていると述べている。そして、刑事はそのルールを超えないように、サポートする存在。著者の経験から来る言葉は、とても興味深く参考になる。
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自分と他人の生命身体財産と名誉を棄損しない。 周囲の理想像はほどほどに、特性を生かせる範囲で。 感情の共有は感情の理解であり同情や同意ではない。 川路利良 内山雅人 コンシャスフィア なんでこんなことするの より やらないで 身の程を知って絶望はしない。好きなこと夢中になれることで犯罪にならないことをする。食っていく。 速い反応鋭い感覚広い視野 鬼手仏心
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【240冊目】うーん、まぁこんなもんか。発達障害の子供と直接接する機会が多い人にとっては、刑事司法関連の知識は役に立つのかもなぁ。確かにこの分野に福祉の側面から関わってる人は、べき論にとらわれて、社会のリアリスティックな視野を欠いてることも多そう。 浅見さんの、共存のためには発達...
【240冊目】うーん、まぁこんなもんか。発達障害の子供と直接接する機会が多い人にとっては、刑事司法関連の知識は役に立つのかもなぁ。確かにこの分野に福祉の側面から関わってる人は、べき論にとらわれて、社会のリアリスティックな視野を欠いてることも多そう。 浅見さんの、共存のためには発達障害を免罪符にするのではなく、社会のルールをきちんと発達障害者が守れるよう教えることが大切、というのは共感。あと、榎本さんの「刑事×福祉」というキャリア形成も興味深い。 ・発達障害があるから、と社会のルールや他人への配慮を教えずやりたい放題やらせておいて、それを社会に理解せよというのは無理筋です。(p30) ・共存の根っこは一緒に遊ぶことですよね。(p155)
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