夜と会う。(Ⅱ) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
氷室頼人に踏み込んだ内容だった。蔓喰との最後のエピソードはほっこりした。カトブレパスとか知らない事が出てきて勉強になった。夜を倒すのと蔓喰の説得で思っていた以上にあっさり氷室が変わってなんだか腰抜けした。この本を読んでいると人はやっぱり下を見るばかりでは生きていけないんだろうなと思わされる。
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「俺はこう生きるって、決めたから。」 教育という名の暴力を。 社会での上司部下の関係はいくら部下が優秀であろうと変わることはなく、逆を言えばどれだけ最低な人間でも上司になれるということなんだよな。 「彼のためならば、赤子でも縊るさ。」 周りの評価を気にするばかり。 どんな事にも...
「俺はこう生きるって、決めたから。」 教育という名の暴力を。 社会での上司部下の関係はいくら部下が優秀であろうと変わることはなく、逆を言えばどれだけ最低な人間でも上司になれるということなんだよな。 「彼のためならば、赤子でも縊るさ。」 周りの評価を気にするばかり。 どんな事にも流行りはあるし尚且つ人は流行りのものに目移りしやすいだろうから、新しい世界を切り開くのは余程努力しなければ夢半ばに終わるだろうな。 「君は、本当にばかですね。」 夜を渡り歩く彼が望むこと。 両親の思い通りの人生を歩まされていた中で唯一自分で見つけた道で失敗をしたら、極端な話かもしれないがその瞬間に世界の全てが終わったように感じるだろうな。 「エンカウント・ビースト」 彼との出会いと夜への1歩。 自分の中でこう思ってしまっていたからこそ、それは具現化し彼に襲いかかってきたのだろうな…。
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具体的な内容はいまいち入って来なくてその場その場では寄り添えるもののただ登場人物たちと夜の世界が織り成す静かで金属質な森のような雰囲気だけを一心に楽しむように読んでしまった。隙は感じなかったけれど、癖のある頼人と彼を慕う魔獣青年の絆はむず痒い。モチーフや澪音の博識さ等、徹底した中...
具体的な内容はいまいち入って来なくてその場その場では寄り添えるもののただ登場人物たちと夜の世界が織り成す静かで金属質な森のような雰囲気だけを一心に楽しむように読んでしまった。隙は感じなかったけれど、癖のある頼人と彼を慕う魔獣青年の絆はむず痒い。モチーフや澪音の博識さ等、徹底した中二病的世界なのかな。
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氷室さんの親もレインの親と一緒で毒親だったのか。 原因もきっかけも分かった、でもまだカジカの解決はしていないから続編期待。 長門さんが今後どういう動きをするのかも気になるところ。 氷室さんも都築さんと同じようなタイプのヒールキャラになってしまいそうだけどそれはそれで楽しい
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