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ディア・ペイシェント の商品レビュー

3.4

29件のお客様レビュー

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2020/07/30

2020年7月からNHKで貫地谷しほりさん主演でドラマ化されたものの原作。ドラマを見てて嫌な話だと思ってたが、原作のままなんだ。あれまあ・・・ まあ、そういう裏があるのはある意味救いだったが・・・ 患者様だけど、患者様は行き過ぎだよなあ・・・

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2020/07/21

自分の心が不安定だったり、恐れで縮み上がっていると、本当のことを見逃してしまう、のかもしれません。自分の事を言われてるようです。自分をしっかり見つめる、そういうことなのでしょう。 患者は一人一人自分の一回きりの命に関わる事だし。でも、お医者さんも人間だし。それにしても、これが医療...

自分の心が不安定だったり、恐れで縮み上がっていると、本当のことを見逃してしまう、のかもしれません。自分の事を言われてるようです。自分をしっかり見つめる、そういうことなのでしょう。 患者は一人一人自分の一回きりの命に関わる事だし。でも、お医者さんも人間だし。それにしても、これが医療の現実なら大変なことです。何とかせねば。

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2020/07/16

最後に生きる力をくれるのは、言葉だという。生きるか死ぬかというギリギリの局面で人を救うのは、言葉なのだ

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2020/06/24

ディア・ペイシェント 南杏子さん。 女医さんのお話。 お医者様は神様です。 と、崇められた時代は昔話。 今は、 患者様は神様です。 患者様には、 よく理解した上で、 心地よく医療を受ける権利がある。 選ぶのは患者様。 選ばれる病院。 選ばれる医師になる。 医者もサービー...

ディア・ペイシェント 南杏子さん。 女医さんのお話。 お医者様は神様です。 と、崇められた時代は昔話。 今は、 患者様は神様です。 患者様には、 よく理解した上で、 心地よく医療を受ける権利がある。 選ぶのは患者様。 選ばれる病院。 選ばれる医師になる。 医者もサービース業。 クレーマー多き。 そんな中で、 成長していく女医さん。 とても興味深いお話でした。 お医者様の見方が変わった。 患者も、医者も、 お互い相手を思いやって、 誠意を持って、話す。聞く。 とても良いお話でした。 おもしろかった。

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2020/03/17

女医さんが病院で奮闘する物語。病院内でさまざまな人間模様があり、ひとりの患者から理由もわからないまま、執拗な嫌がらせを受けながら、患者、病院関係者と向き合っていく。医療の過酷な実情と、現実にもあり得る訴訟問題、病院内の運営問題等に焦点を当てたもので、医者の視点ならではの展開が真に...

女医さんが病院で奮闘する物語。病院内でさまざまな人間模様があり、ひとりの患者から理由もわからないまま、執拗な嫌がらせを受けながら、患者、病院関係者と向き合っていく。医療の過酷な実情と、現実にもあり得る訴訟問題、病院内の運営問題等に焦点を当てたもので、医者の視点ならではの展開が真に迫ってくる。今後、医療がどうあるべきか考えさせられるものだった。

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2019/08/10

読みごたえがあった。 初めて読む女性作家 南杏子氏の本である。 病院へのクレーム対処方法。患者さんでなく、患者様! 佐々井記念病院の内科医で、主人公の記空が、毎日の勤務の過剰時間、睡眠不足、食事もままならない日々を送るのだが、、、、医療訴訟で、自ら命を絶った友人医師、、、には、...

読みごたえがあった。 初めて読む女性作家 南杏子氏の本である。 病院へのクレーム対処方法。患者さんでなく、患者様! 佐々井記念病院の内科医で、主人公の記空が、毎日の勤務の過剰時間、睡眠不足、食事もままならない日々を送るのだが、、、、医療訴訟で、自ら命を絶った友人医師、、、には、感涙。 両親の気持ちにになってしまった。 今、私の通っている病院も、9時前に診察券を出しても、2時間待ちなんか、当たりまえ、、、、そして診察時間は、5分もかからず、いつも道理の薬の処方箋・・・・ 患者としては、納得いかない事もあるけど、、、、 私が、最初に手術をするときに、先生へ「手術怖いのですが、、、」の答えが、「あなたは、麻酔で眠っている間に過ぎますが、メスを持つ私は、もっと怖いですよ!」と・・・・ なるほど、それもそうだ!(?)と、納得して、手術を受けました。(笑) 未だに、通院しないといけない身になりましたが、、、、 医師も、精神的に、色んな事があるのだと、、、、この本でも学べました。

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2018/10/11

初めて読む作家さん。ノンフィクションなんじゃないかと思うほどのリアリティ。 父が約1年の間、4つの病院に入退院したが、どの病院の医師も忙しさのあまり疲弊していたように思う。 次々と運ばれてくる急患の処置に追われ、手術をこなすだけで精一杯、いつ医療ミスが起こっても不思議ではない、と...

初めて読む作家さん。ノンフィクションなんじゃないかと思うほどのリアリティ。 父が約1年の間、4つの病院に入退院したが、どの病院の医師も忙しさのあまり疲弊していたように思う。 次々と運ばれてくる急患の処置に追われ、手術をこなすだけで精一杯、いつ医療ミスが起こっても不思議ではない、といった具合だ。特に中央の大病院で顕著だった。 志の高い医師ほど、現実とのギャップに苦しむのではないだろうか。 こうなったのは誰のせいなのか? では、どうすればよいのか? 医療を受ける多くの人に考えてもらいたいテーマだった。

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2018/08/24

少し前に読んだ『サイレント・ブレス』が良かったので同じ作家さんの本を借りてくる。 こちらも別の意味で心苦しい話だった。 自分の気持ちが相手(患者さん)に伝わらない、別の意味で捉えられているって気持ち悪そう。最初から、100%伝わるってことはないと思って、伝える努力をしないといけな...

少し前に読んだ『サイレント・ブレス』が良かったので同じ作家さんの本を借りてくる。 こちらも別の意味で心苦しい話だった。 自分の気持ちが相手(患者さん)に伝わらない、別の意味で捉えられているって気持ち悪そう。最初から、100%伝わるってことはないと思って、伝える努力をしないといけないということね。医師と患者という関係だけでなく、友人や家族間でも。

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2018/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

暑くて他することないからクーラー効いた部屋で一気に読んだ 医者にはならないでおこうと思える内容だけど、最後はちょっぴり医者になってよかったねって締めくくられる クレーマー患者の中にミステリーを加えてくるところがなかなか面白く、最後の顛末が気になってしまういい引きだった

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2018/06/01

大学病院から、民間の総合病院へ転職した女医千晶。高い志を持って職務に当たるも、心無い患者と、日々の過剰な激務に悩まされる日々。 ある日、謎の患者座間が千晶のもとを訪れる。 リアルな医療現場に複雑な思いを持ちながら読みました。 総合病院にかかることも多くはなくとも、病院の対応に不...

大学病院から、民間の総合病院へ転職した女医千晶。高い志を持って職務に当たるも、心無い患者と、日々の過剰な激務に悩まされる日々。 ある日、謎の患者座間が千晶のもとを訪れる。 リアルな医療現場に複雑な思いを持ちながら読みました。 総合病院にかかることも多くはなくとも、病院の対応に不満を持ったことは無くもなく、お医者様の立場では、こんな風にも思っているのだと改めて思い知りました。 医師にも患者にも常識的な心があれば防げることが多いはず。 患者に寄り添える医師、医師に尊敬の念を持って訪れることの出来る患者、そんな人ばかりであれば、医療の現場は健全なものになるのだろうなと、漠然と思いました。 座間の存在が不気味。その存在も含め、先の気になるストーリーで、最後まで夢中になりました。 いい出合いでした。

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