日本のグラフィック100年 の商品レビュー
日本のグラフィック(インタビュー/松岡正剛 日本グラフィックの源流 琳派 ほか) 日本の広告(インタビュー/秋山晶 日本の広告をはじめる ほか) 日本の編集(インタビュー/仲條正義 アイコンをつくる ほか) 日本のグラフィック・メディア(ダイアログ/原研哉・佐藤可士和 日本語を開...
日本のグラフィック(インタビュー/松岡正剛 日本グラフィックの源流 琳派 ほか) 日本の広告(インタビュー/秋山晶 日本の広告をはじめる ほか) 日本の編集(インタビュー/仲條正義 アイコンをつくる ほか) 日本のグラフィック・メディア(ダイアログ/原研哉・佐藤可士和 日本語を開発する ほか) 日本のグラフィック100年のエポック
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いま、激しい勢いで紙のコミュニケーションからデジタルのコミュニケーションに移行している中、しばらく新聞広告もポスターも作っていない広告デザイナーが、いっぱいいる、と聞きました。広告のデザインがすべてではありませんが確かにADCに代表される日本のデザイン業界の主流はグラフィックデザ...
いま、激しい勢いで紙のコミュニケーションからデジタルのコミュニケーションに移行している中、しばらく新聞広告もポスターも作っていない広告デザイナーが、いっぱいいる、と聞きました。広告のデザインがすべてではありませんが確かにADCに代表される日本のデザイン業界の主流はグラフィックデザインにあったと思います。それが、こらからどうなっていくか?を考えるための基盤の書として、この本を捉えました。杉浦非水の三越のポスターから始まる構成でひたすら作品を羅列するスタイルです。改めてグラフィックデザインが社会との対話で生まれていることが俯瞰から感じられます。作品中心の展覧会の図録のようですが、冒頭の松岡正剛の解説はこの本のスパンの100年を超えた視点からの視点で現在の低迷を打破するためのヒントにも満ちた提案だ、と思いました。
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