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わたしは10歳、本を知らずに育ったの。 の商品レビュー

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2019/08/05

シャンティ国際ボランティア会が支援活動を行うアジアの国々の教育の現状や、支援活動の内容について。 それらの国(カンボジア、ラオス、ミャンマーなど)では識字率が高くなく、初等教育も受けられない子供もいる。 識字率が低いことは、個人レベルで、選べる職業に限りがあることや、安全・衛生・...

シャンティ国際ボランティア会が支援活動を行うアジアの国々の教育の現状や、支援活動の内容について。 それらの国(カンボジア、ラオス、ミャンマーなど)では識字率が高くなく、初等教育も受けられない子供もいる。 識字率が低いことは、個人レベルで、選べる職業に限りがあることや、安全・衛生・倫理面での情報を得る機会を持ちにくいことにつながる他、その文化の継承がなされないなどの問題がある、ということが書かれていた。

Posted byブクログ

2019/01/06

私は本が大好きです。 子供の頃からたくさんの本を読んで育ち、色々な知識や楽しさを得てきました。 この本に登場する地域の人たちや子供たちは本を知らずに育った人たちです。 内戦などで学校に行く余裕がなく、読み書きができない人が国の半分もいたりします。 小さいときに学校に通っていても...

私は本が大好きです。 子供の頃からたくさんの本を読んで育ち、色々な知識や楽しさを得てきました。 この本に登場する地域の人たちや子供たちは本を知らずに育った人たちです。 内戦などで学校に行く余裕がなく、読み書きができない人が国の半分もいたりします。 小さいときに学校に通っていても、読み書きをする機会がなければ文字は忘れてしまいますし、子供特に女の子に学校に行かせる意味はないと思ってる人たちもいます。 自分が学習したことがなければ、学習の大事さがわからない悪循環。 図書館を作ることによって、それが変わっていくことが書かれています。 子供が子供らしくいられない生活の中で、本を読んでいるときだけ無邪気な子供に戻れる。 そんな現実を知って切なくなったけど、スラム出身で外交官になったタイの女性のように、貧困から抜け出して自分で望む人生を送ってくれる人もいる。 学校だけでなく、図書館も大事なのだということがよくわかる本です。

Posted byブクログ

2018/05/17

読み書きできること、計算できること、社会のことを知ること。 教育を受けるということが生きていく上でどれだけ大切で、心を豊かにするかを思い知らされました。 日本にいると当たり前に教育を受けられるから見失いがちだけど、生まれた国が違ったらいろんなことが当たり前じゃなくなる。 お...

読み書きできること、計算できること、社会のことを知ること。 教育を受けるということが生きていく上でどれだけ大切で、心を豊かにするかを思い知らされました。 日本にいると当たり前に教育を受けられるから見失いがちだけど、生まれた国が違ったらいろんなことが当たり前じゃなくなる。 お金の計算ができるから、仕入れと売り上げの計算ができて、生活に必要な計算ができるようになる。 当たり前だけど、これは加減乗除ができるから。 当たり前だけど、世界を見渡すと当たり前じゃないんだよね。 勉強をしたいって思ってくれなんて言わないから、ほかの国々のことを知って欲しい。本を読んでほしい。 きっと、世界を見る目が変わるから。

Posted byブクログ

2018/02/22

レジリエンスという言葉で定義しなくとも、人の可能性を引き出す取り組みはたくさん行われてきたのだ、ということを改めて感じた。 10代半ば向けの本としては、最後のほうが大人向き?

Posted byブクログ