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三月の5日間 リクリエイテッド版 の商品レビュー

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2020/09/25

イラク戦争が始まったときに、渋谷のラブホテルで5日間過ごす、というところだけずっと知っていた戯曲。 世の中で起きた出来事と自分の生活との関連に興味があって、この戯曲のことを思い出して手に取ってみた。 読んでみて、なんというか、そうか、というか。 戦争のことをどうのこうのと描こうと...

イラク戦争が始まったときに、渋谷のラブホテルで5日間過ごす、というところだけずっと知っていた戯曲。 世の中で起きた出来事と自分の生活との関連に興味があって、この戯曲のことを思い出して手に取ってみた。 読んでみて、なんというか、そうか、というか。 戦争のことをどうのこうのと描こうとしてるんじゃないんだなというか、それがあって、遠く離れた日本にいる私たちにとってそれが何なのかというか。 そして、それって何かという、形をとれていない現実なんだなっていう。 なんかそんなことを思った。(心なしか喋り方がうつっている気がする…) 同じ本の中には3.11を反映した物語もあって。 あの日は本当にたくさんの方が亡くなって、身近な死者を得た?生者がたくさん出た日だった。 生と死の境目が曖昧だっていうことに、こういう表現の仕方があり、そしてこれが生きるものへの支えになる物語のような気もした。 読み終わったあと、気になってオンラインで三月の5日間を観た。 面白かった。自分に馴染んでくるというか。 全体的に私との距離の取られ方?がとても好きな本だった。

Posted byブクログ

2018/01/29

やっぱり舞台で観た作品はさくさくと。しかし不思議と岡田氏の作品は観なくても読める。まさに本当に個人的で自己的な想像のもとで。

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